認知度の低いサービスや商材を扱う時の注意点
公開日: 2015年1月14日
リスティング広告は検索をするユーザーが、まずキーワードで検索をするところから始まるため、基本的にニーズの顕在化したユーザーへアプローチする時に非常に有効だと言われていますよね。
そのため、一般的にあまり知られていないサービスであったり、全く新しい商品のように、認知度の低いサービスや商材をリスティング広告で販売していこうとすると、あまりうまくいかないのではないか？と考える方も少なくありません。
ですが、仮に認知度が低い商材であっても、リスティング広告に出稿し、販売やお問い合わせなどを得ていく事はもちろん可能です。
まず、認知度の低いサービスや商材であっても、仮に少なくても探しているユーザーがいるのであれば、そのユーザーへのアプローチをするという意味ではリスティング広告を活用するのは非常に有効なことです。
これは最初に書いた「ニーズが顕在化したユーザーへのアプローチ」という事になりますが、少ないながらもそういったユーザーがいるのであれば、まずはその層にアプローチし、コンバージョンを獲得していく事を考えましょう。
さらに、「もっと認知を高めていきたい」、「さらにコンバージョン数を増やしていきたい」と考えるならば、そのものズバリのキーワードではないものでアプローチをしていかなければいけません。
例えば、売っていきたいサービスや商材で代用できるというようなものがあれば、そのサービスを探すときに使われるキーワードを入札していく、なども有効な手段の一つです。
このとき、検索をしたユーザーは、自社のサービスを探していたわけではありませんので、ただ単に「○○です」というような広告文ではスルーされてしまいます。
「△△が出来る○○」というように、きちんと代用となる、代わりとして使ってさらにメリットがあるという事を広告文で伝えることが出来ると、より良いのだと思います。
もちろん、この時の競合他社は、元々ユーザーが探していたサービスになるので、そういったところもきちんとチェックし、”そのものよりもメリットがある”という事を明確に伝えていかなくてはいけません。
また、その商品よりもデメリットのほうが多くなるというような状態であれば、それはその場所で戦っていけるのかどうか？という点も見直す必要がありますよね。
認知度の低いサービスや商材であっても、リスティング広告のやり方次第で十分売っていく事が出来ますが、結局は認知度の高い/低いにかかわらず、「お客様は誰なのか？」という所を考え、キーワード選定や広告文作りをしていく事が大切なのだと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
