コンバージョンを詳細に分析してみよう
リスティング広告って本当に様々な業種・業態で活用する事が出来る広告ですよね。
ECサイトはもちろん、BtoB、BtoCなど、サービス、商品にかかわらず広く活用出来、運用方法次第でかなり成果を上げていく事が出来ます。
その成果を上げていくためには日々の改善作業が重要となってきますが、その改善をする上で欠かせないのが「コンバージョン計測と分析」になります。
多分、普通にリスティング広告を運用されている方であれば、コンバージョンタグを購入完了やお問い合わせ完了などの所謂「ゴールページ」に設置をして、そのコンバージョンの発生元を計測していくのだと思います。
そのコンバージョンタグを設置する事で使用できる「コンバージョン計測機能」でわかるコンバージョン情報というのは、
・コンバージョンになったキーワード
・検索クエリ
・広告文とランディングページ
・日にち
・時間
・地域
・デバイス
などだと思いますが、これにその他の把握できているコンバージョンの情報をそれぞれ一つ一つ紐付けていくと、仮説の精度を上げる事が出来たり、また新しい仮説を立てる事が出来るようになる場合もあるので、コンバージョンデータをさらに活用する事が出来るようになります。
追加するコンバージョン情報については業種・業態によってかなり変わると思いますが、ウェブ上では完結しないビジネスの場合には、
・コンバージョンとなったお問い合わせ内容
・緊急度
・アポイントの可否
・商談時の会話の内容
・成約の可否
など。
この他にも
・リピート
・販売単価
・成約率
などの売り上げに直結している数値の情報も追加していくとより狙うべき部分が明確になりますよね。
これらの1件1件のコンバージョンデータを蓄積していく事で、ターゲットユーザー像の仮説が立て易くなるとともに、その仮説の精度も上げていく事が出来、結果として狙うべきターゲットも明確になります。
大切な事は数値やデータを蓄積して、そのデータからユーザーを読み取るということです。
コンバージョンを増やすヒントは様々な所にありますので、数値だけのデータだけに目を向けずに広い視野で見ていく事が大切だと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智