Yahoo!広告、Google広告それぞれの広告文文字数の数え方の違い
リスティング広告を運用されている方は、ターゲットユーザーにクリックしてもらえるよう、広告文を色々と考え、テストを繰り返していると思います。
その広告文を作る際に、伝えたい内容や使いたい表現があったとしても、広告文の文字数上限によって使えなかったりすることもありますよね。
リスティング広告で使用できる広告文の文字数は、Yahoo!広告はタイトル15文字、本文19文字×2となっています。
Google広告の場合は、一応、「タイトル12文字、本文17文字×2」となっていますが、一部制約つきで(Googleネットワークの一部は表示されない、または短縮される)、長いバージョンの広告文として「タイトル15文字、本文19文字×2」という文字数の広告文を作り、掲載する事が出来るので、実質Yahoo!広告と同じ文字数で広告文を作ることが出来ます。
Yahoo!広告で使っているキーワードと広告文を、Google広告でも使いたいと思った時、またはその逆の時でも、この広告文の文字数上限が同じというのは、わざわざ広告文を文字数内に入れるためにリメイクしなくてもよいので非常にありがたいですよね。
この広告文の文字数の上限について、確かに文字数上限はYahoo!広告もGoogle広告も同じなのですが、”その文字の数え方”がYahoo!とGoogleとで違いがあるので注意が必要です。
例えば、広告文のタイトル15文字。
Yahoo!広告の場合、半角、全角関係なく、15文字は15文字です。15文字になったら、それ以上の文字は追加する事が出来ません。
しかし、Google広告の場合、全角は15文字なのですが、半角は2文字で1文字と数えられるので、実質15文字を超えたタイトルを付けることが可能です。
なので、以下のように同じ広告文であっても、文字数により使えたり使えなかったりという状況になってしまいます。
例)タイトル 「2015年に新しい資格を取得する」
Yahoo!広告 → 16文字で文字数オーバー
Google広告 → 半角4文字(全角2文字扱い)+全角12文字=14文字
数字やアルファベットを半角で使用する場合、上記のようなことになってしまいますので注意が必要です。
「じゃあ、半角カタカナを使えばGoogle広告だとたくさんのことを伝えることが出来るんじゃないか?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、半角カタカナについては、Yahoo!広告、Google広告共に使用する事が出来ません。
半角の数字やアルファベットを多用した広告文を作るとき、Yahoo!とGoogleとでは文字数上限がかなり変わりますので、その点だけ覚えておいたほうがいいかもしれませんね。
株式会社アイエムシー 大塚雅智