変更履歴(操作履歴)を活用する
リスティング広告を運用し、成果を出していくためには、こまめに効果測定をして改善施策を繰り返して行く事が非常に重要ですよね。
ですが、色々と施策をおこなっていると、「予算の変更っていつやったのかな?」とか「広告文を変更したのいつかな?」とわからなくなることもあります。
広告文の変更やキーワードの変更などは、管理画面の日付の部分を変更していけば、ある程度わかりますし、予算やターゲティングの設定変更なんかも、調べればわかりますが、日付を1日ずつずらして・・・とやるのはちょっと面倒ですよね。
そういう時のために、Yahoo!広告、Google広告共に、いつどんな施策をおこなったのか?という変更履歴を確認する事が出来ます。
Yahoo!広告では、管理画面内の[ツール]タブから[操作履歴]をクリック。
すると、操作履歴レポートを作成する画面になりますので[新規ダウンロードファイル作成]からレポートを作り、ダウンロードします。
このとき注意しなくてはいけないのは、Yahoo!広告の操作履歴の取得期間は「過去3ヵ月以内、最大2週間分」しか取得できないので、例えば2月分の操作履歴をを取得する場合には、2/1~2/14、2/15~2/28と2つの操作履歴レポートを作らなければいけません。
作成したらcsvファイルをダウンロードできますので、ダウンロードし、確認する事が出来ます。
Google広告は、管理画面内の[変更履歴を表示]から確認する事が出来ます。
Google広告では特に期間の縛りはありませんので、右上の日付の部分を操作し、確認したい期間を指定する事が出来ます。
また、Yahoo!広告同様に、ダウンロードボタンからcsvでダウンロードする事も可能です。
この変更履歴について、「変更した箇所が多すぎて、確認したい部分を探すのが面倒だ」という方もいらっしゃると思います。
「広告文を変えた日にちだけ知りたい」とか「予算に関する部分だけ知りたい」という場合、Yahoo!広告であれば、csvですので、ファイルを開くと「項目」のところに変更をした施策が載っているので、この部分を並べ替えすれば、すぐに目当ての施策を見つけることが出来ます。
Google広告の場合は変更履歴画面の[フィルタ]をクリックすると、「広告の変動」、「単価」、「予算」、「キーワード」、「ステータス」、「ターゲット」と、それぞれ施策ごとに抽出することが出来ます。
この変更履歴は、「何か良い数値になった」とか、「逆に悪い数値になってしまった」等という場合に、何をやってきたのか振り返って確認する事も出来ますし、複数の人でアカウントを管理する場合にも、この変更履歴は役立てることが出来ますのでぜひ活用してみてください。
株式会社アイエムシー 大塚雅智