出来ることをコツコツと積み上げる
リスティング広告では、スタートをする前の段階も非常に大切ですが、広告をスタートさせたあともとても大切ですよね。
きちんと効果測定を行い、目標に合わせて運用が出来ているのか確認し、出来ていないのであれば、修正、調整をして、目標に近づけていかなければいけません。
リスティング広告は出稿をしたあとに、そのアカウントの運用状況に合わせて色々と調整が出来るというのも特長の一つです。
なので、リスティング広告の運用を担当してる方は、最初の目論見が外れた場合に、外れたからと落胆せず、出来ることから改善をしていくことが大切です。
会社やお店でリスティング広告の運用を担当している担当者というのは様々いらっしゃると思います。
代理店に任せている方もいれば、企業内のウェブ担当者、マーケティング担当者、広報担当者、社長自信で運用されているというところもあると思います。
社長自身で運用をされているという所も、もちろん、専門家である代理店に外注をしたほうが良いとは思っていても、「外注費がない」、「代理店が請け負ってくれるような金額ではない」など、様々な理由で自分でやらざるを得ない状況なのだと思いますが、もし、それでもリスティング広告を「今よりも効果的に運用したい」と思っているならば、毎日管理画面をチェックし、”自分で出来ること”からコツコツと施策を重ねていく事が大切です。
ウェブサイトのデザインが出来る人は、改善施策の一環として、広告のリンク先ページを色々と修正していく事も出来ると思いますが、ウェブのデザインとかは出来ない方でも、「普段からリスティング広告を運用している」とか、「アカウントを開設し、初期設定まではした」という方であれば少なくとも管理画面での基本的な操作は出来ると思います。
キャンペーンを作ったり、広告グループを作ったり、キーワードを追加/削除したり、広告文を登録したり。
広告のリンク先ページのデザインを変えることは出来なくても、キーワードを別の広告グループに移し、そのキーワードに合わせた広告文を作るなんて事は出来ますよね。
リスティング広告の効果を高めていくために改善していかなければいけない部分なんて、毎日、管理画面の数値に接していて、数値の”意味”がわかれば見つけることが出来ると思いますので、あとはその改善したい部分を改善するためには、何を変えていけばいいのかを考え、実行していくだけです。
それこそ、毎日管理画面にログインし、成果を確認するだけのことなんて、誰だって出来ますよね。
「毎日なんて面倒だ」とか「そんな時間はない」というのは、他に優先する事があるからだと思いますので、そんな事も出来ないのであれば、自分でリスティング広告の運用をしようなんて考えずに、担当者を変えたり、代理店に依頼したほうが効果的な運用が出来ると思います。
知識や自分の持っているスキルによって、出来る施策の範囲は変わってくると思いますが、自分で出来ることからコツコツ施策を積み上げていくことは、リスティング広告を運用するにあたって、マイナスにはならないはずです。
株式会社アイエムシー 大塚雅智