検索するユーザーを想定して施策を考えていく
リスティング広告を運用していると、広告の掲載結果やその効果など、様々な数値がデータとして出てきますよね。
出てきた数値が良い結果だったならば、さらに良くするためにはどうすればよいか考えて施策をし、出てきた数値が悪い結果だったならば、良くなるための改善策を考えて、施策をしていくというように、運用をされているのだと思います。
日々、出てくる数値を確認し、それに合わせて改善施策をしていく事が、リスティング広告で成功するための唯一の道だと思いますが、この改善施策を考えるにあたって、出てくる数値だけを見て施策をするのではなく、出てくる数値から”ユーザーを想像し”、改善施策を考えていくことが大切ですよね。
例えば、時間別のレポートから、スマホユーザーのコンバージョンが朝や夕方~夜にかけて付いていたとしたら、「通勤時間などのすき間時間にスマホ気軽に検索をしてアクセスしてくるユーザーがコンバージョンに至っているのかもしれない」と考えたとします。
だとしたら、その通勤時間と思われる時間帯の、スマホの入札価格調整率を上げておくことで、広告の表示回数機会を増やす事が出来るので、その分コンバージョン数が増えるようになるかもしれません。
また、この施策の考え方から、通勤時間などの「すき間時間」が、コンバージョンになりやすいのだとしたら、そのほかの時間帯、曜日や月初、月末などの”日にち”などにも、想像を広げて、応用出来るかもしれませんよね。
スマホ向けの広告文を、もう一ひねり加えたらクリック率が改善されて、クリック数を増やす事が出来るかもしれませんし、すき間時間にスマホで検索をしているユーザー=ライトユーザーと仮説を立てると、広告のリンク先ページでの伝え方が変わったり、フォームの入力箇所を簡素化したりなど、いろいろと施策が浮かんできますよね。
このように、出てくるデータから、「○○かもしれない」とユーザー像やユーザーの行動に対して仮説を立てて、その仮説に合わせた施策をしていくと一貫性のある施策が出来ると共に、より良い結果を出すための施策の幅も広げる事が出来ます。
この仮説を立てていくときに、忘れてはいけないのが、「自社で扱っている商品やサービスの特徴も合わせて考えていく」事です。
ただ数値を見て、その結果だけで仮説を考えていくのではなく、「ウチで扱っているサービスは○○だから、すきま時間との相性がいいんだ」とか、「ウチの商品や△△だから月末に集中するのか」というように、自社の商品やサービスをデータとして出てくる数値と照らし合わせて考えていくと、より納得のいく施策が生まれますし、的外れな施策を極力減らすことが出来るようになるのだと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智