スケジュール機能を最大限に活用する

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リスティング広告の機能は様々ありますが、そのうちの一つに「スケジュール機能」がありますよね。

特定の曜日や時間帯に対して広告のオン/オフや入札価格の調整をする事が出来る機能です。

広告を出したい時はオンにしたり、出したくない時はオフにしたりという作業をあらかじめ設定しておくことで、効率よく見込み客へアプローチする事が出来る機能です。

なんだか地味な機能なので、あまり活用していない方が多いようですが、スケジュール機能の使い方次第で、効果を上げる事が出来ます。

もちろん使い方や効果の出し方なんかは業種・業態によってだいぶ変わってきますし、運用方針などにもよって変わってくるとは思いますが、一度、スケジュール機能について考えてみても良いのかもしれません。

多分、現在スケジュール機能を使うケースとしては”土日は広告を停止”とか”夜間は広告停止”というような時に活用されていると思います。

このように「広告のオン/オフ」で使うというのはよく聞きますが、入札調整率まで設定しているという方はまだまだ少ないように感じます。

確かに入札調整率だと、その変化をあまり感じにくいような気もしますので、施策の重要度としては低く見られがちですが、狙いを定めて入札調整率の設定をし、きちんとした効果測定をする事で「こんなにも違うのか」と実感される方も多いです。

スケジュール機能の入札調整率とは、曜日や時間帯で、キーワードの入札額を「プラスもしくはマイナス○○%」というように設定できる機能です。

例えば、「夜間にはあまり見込み客がいないけれども広告は停止にしたくない」という場合には、夜の時間帯だけ-50%にしておくだとか、「週末はより多く集客したい」という場合には土曜日曜の入札調整率を+100%(2倍)にしておくなどというように使用する事が出来ます。

実際、私が運用しているアカウントの中には、このスケジュール機能を使って、かなり細かなスケジュールを設定しているアカウントもあり、競合他社の多い業界のリスティング広告では、普段からクリック単価が高騰しがちなので、他社のいなくなる(少なくなる)曜日や時間帯などを探して、その時間帯の入札額を多めに設定するなどというように活用し、費用対効果の高い運用が出来ています。

活用の仕方は業種、業態や扱っている商品やサービスによって変わると思いますし、先ほどの例のように競合他社の状態など、状況によってもだいぶ変わってきます。

このような機能があるのだ、こういった活用方法があるんだ、と知っているだけで施策のアイデアの幅が広がり、出来る事も増えますので、改善施策を検討する際には、このスケジュール機能を少しだけ意識しておくと良いかもしれませんね。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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