サイトリンクのちょっと違った使い方

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リスティング広告には、広告表示オプションというものを使って通常の「タイトル+本文」以外にも、さらに情報を表示させる事が出来ますよね。

サイトリンクや電話番号オプションなどがその代表的なものだと思いますし、これらの広告表示オプションを使用している方も多いと思います。

サイトリンクは広告のクリック率の改善にも役立ちますし、ユーザーに対して、直接見せたいページを見せていく事が出来ますのでキーワードによってはかなり効果的に活用する事が出来ますよね。

また電話番号オプションなんかは、飲食店などの実店舗を経営されている方にとってはスマートフォン向けの広告と合わせて、欠かせないものになりつつあります。

広告ランクの評価の一つにも広告表示オプションの設定の有無が関係しているという話もありますので、やらないよりはやったほうが良いと思いますが、「無理やり」やるのは禁物です。

使えば良いというものでもありませんので、あくまでも目標を達成させるために有効だと判断するならば設定するに越したことが無いというように思っています。

さて、この広告表示オプションの「サイトリンク」ですが、通常、検索をしたユーザーに対して広告のリンク先以外にも見せたいページがあるならば、そのページへダイレクトに誘導する事が出来る広告オプションですが、これ以外に「広告文の内容を補完する」という使い方も出来ますよね。

広告文は通常タイトル15文字+本文19文字×2で構成されていますが、この文字数では全て伝えきれない事もあります。

意味の広いキーワードだとターゲットユーザーや興味を持ったユーザーではない人にクリックされないために、「自社が提供している商品やサービスはこういうものです!」という事を広告文で正確に伝えていく必要があります。

そういった広告文を作る場合、その情報にプラスして、競合他社に勝つための情報、商品のメリットやサービスの特長を広告文の中に入れようとしたら「タイトル15文字+本文19文字×2」だけでは収まりきらなくなる事もありますよね。

こういう文言を入れたかったな、というものがあったとしても文字数の関係で、あまり訴求出来ず、あまり良い結果が出せなくなるなんて事もありますので、そういった時にサイトリンクで情報の補完をしていきます。

サイトリンクもそれぞれ文字数が限られているため、そこまでたくさんの情報を補完する事は出来ませんが、最低限の情報は伝える事が出来ますよね。

ただ、注意点として
・サイトリンクは上位に掲載されないと表示されない
・サイトリンクは必ずしも表示されるものではない。
・もちろんですが、それぞれに合ったリンク先ページが無いといけない。
・出てくる順番を指定する事が出来ないので、複数のサイトリンクを使って文章にする
事が出来ない。

などが挙げられます。

これらの注意点をきちんとクリアする事が出来るのであれば(こちらで解決できない問題もありますが)よりサイトリンクを活用していく事が出来ますよね。

最近ではGoogle広告ではキャッチフレーズなどを広告文に表示させることが出来る「コールアウト表示オプション」があり、その広告表示オプションを使えば広告文以外の情報も補完する事が出来ますが、現時点ではYahoo!広告には、こういった広告表示オプションがありませんよね。

今回書いたサイトリンクの使い方としては、Google広告のコールアウト表示オプションのような使い方がイメージとしては合うかもしれません。

本来の使い方とはちょっと違いますが、今回のサイトリンクに限らず、アイデア次第で色々と出来る事があるかもしれませんので、一度そういった事を考えてみるのも良いかもしれません。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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