除外キーワード/対象外キーワードの上限数

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リスティング広告ではキーワードを入札する際に、「マッチタイプ」というものを設定する事が出来ます。

このマッチタイプとは入札をするキーワードに対して、”どれくらいマッチしたときに広告を表示させるのか”を決めるもので、入札をしたキーワードとユーザーが検索をしたキーワードが完全に一致しなければ広告が表示されない「完全一致」や、入札したキーワードの語句の前後が逆であったり、部分的に一致した場合にも広告が表示される「部分一致」などがあります。

完全一致の場合、広告主側が指定した検索キーワードでしか広告が表示されないので、所謂、”無駄なクリック”を極力減らすことが出来ますが、その一方で、想像していなかったけれどもターゲットになる検索キーワードを拾う事が出来ないというデメリットもあります。

部分一致の場合、完全一致のデメリットである想像していなかったターゲットの検索キーワードにも広告を表示させることが出来ますが、その一方で、ターゲットではない検索キーワードに対しても広告が表示されてしまう恐れがあるので、どうしても無駄なクリックが増えてしまうというデメリットが発生します。

このように、部分一致による”無駄なクリック”を失くす手段の一つに、「除外キーワード(Yahoo!は対象外キーワード)の設定」があります。

除外キーワードの設定とは、部分一致でキーワードを入札している時に、ある特定のキーワードで検索をされた時には広告を表示させたくないという場合、この除外キーワードに、その広告を表示させたくないキーワードを設定しておけば広告が表示されないというもので、無駄なクリックを発生させないために、完全一致以外でキーワードを入札していく時には、(場合にもよりますが)ほぼ必須の設定事項になります。

この除外キーワードですが、初期の段階で思いつくものは全て登録をしていきますが、それでもまだ完ぺきではなく、大抵の場合、リスティング広告を運用しながら定期的に検索クエリを確認し、ターゲットではないユーザーだと思われる検索クエリを発見したら、その都度除外キーワードの設定を繰り返していくと思いますが、「一体、いくつまで登録できるのだろうか?」と思われる方もいらっしゃると思います。

Yahoo!広告、Google広告、それぞれの除外キーワードの登録の上限数は以下のとおりです。(2015年3月現在)

・Yahoo!広告
キャンペーン:5,000キーワード
広告グループ:広告グループ内の登録キーワードと合わせて2,000キーワード

・Google広告
除外キーワードリストごとに5,000キーワード(共通の除外キーワードリストはアカウントごとに20個)

Yahoo!広告のほうが上限数がやや少ないですが、これでも上限に達するという事はあまり無いのかもしれません。

ですが、もし上限数に達してしまいそうだという場合、それまでの除外キーワードの設定方法にもよりますが、それまで除外キーワードを完全一致で設定している場合には、部分一致に変更する事で、他に登録している除外キーワードをカバーする事が出来ます。

またYahoo!広告の場合には、「1広告グループあたり、登録(入札)しているキーワードと合わせて2,000キーワードまで」となっていますので、1つの広告グループに多数のキーワードを入札していたら、その分除外キーワードの枠が減ってしまうという事になります。

そのような理由で、除外キーワードの上限数に達してしまったという時には、多数入札している広告グループ内のキーワードを新たに別の広告グループを作り、そちらに移すことで解消されますね。

どちらにしろ、上限いっぱいまでになる事は稀だと思いますが、もし気になる方がいたら参考にしてみてください。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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