既存のキャンペーンの設定を新しく作るキャンペーンに反映させる方法
リスティング広告で「既存のキャンペーン以外に、新しいキャンペーンを作ろう」と考えたときに、新しくキャンペーンを作成し、一から設定するなんて事もあると思います。
ただ、地域配信や除外地域の設定、時間帯配信、曜日配信など、細かくターゲティング設定をしている場合、結構面倒に感じる事もありますよね。
地域ごとに入札価格の調整率を細かく設定していたり、時間帯や曜日によって、入札価格の調整率を設定していたとしたら、結構大変な作業になってきます。
“面倒なことをやるのが仕事だ”なんて意見もあるかもしれませんが、効率化しても問題ない場所であれば、効率化していったほうが良いですよね。
そんなときに、便利な機能として「キャンペーンのコピー機能」というものがあります。
これは、今まで運用していたキャンペーンの設定を新しいキャンペーンにも適用したいという場合に、既存のキャンペーンの設定をそのままコピーして使用すること出来るというものです。
方法は、Yahoo!広告の場合、まず新しいキャンペーンを作るために[+キャンペーン作成]をクリック。
キャンペーンの設定画面の上のほうに、[既存キャンペーンの設定を反映する(オプション)]というものがあるので、それをクリックします。
すると、既存のキャンペーンを選ぶことが出来る画面になるので、設定を反映させたいキャンペーンを選択し、[決定]をクリックすると、その選択したキャンペーンの一日の予算やデバイスの入札調整率、地域ターゲティングや広告スケジュール、キャンペーン単位で設定した対象外キーワードがそのまま反映されますので、そのあとは変更したい点など変更し、キャンペーンを作っていく事が出来ます。
Google広告は、広告文や広告グループ、キャンペーンにも管理画面内に「コピー機能」があるので、キャンペーン一覧画面から、設定を同じようにしたいキャンペーンのチェックボックスにチェックを入れて、[編集]内にある[コピー]をクリック。
コピーしたら、またキャンペーン一覧ページ[編集]内の[貼り付け]をクリックすると、確認画面が出てきますので、[貼り付け]をクリックして完了です。
ただ、Google広告でキャンペーンのコピーをする場合、キャンペーンの設定はもちろん、キャンペーン内の広告グループや広告文、キーワードなども一緒にコピーされてしまうので、コピー後に色々と編集をする必要があります。
Google広告エディターでも、同様にコピペが出来るので、そのあとの作業を考えたらGoogle広告エディターでやったほうが効率的かもしれません。
以上です。
キャンペーンの設定をコピーして使う場合、”コピー機能”なので、そのままそっくりコピーされてしまうため、新しく作るキャンペーンで除外キーワードの矛盾など、細かなところで問題が発生する事が考えられます。
なので、コピーして使うにしても一応、チェックは怠らないようにしたほうがいいかもしれませんね。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
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