Google広告 レポートに3つの新機能が導入
先日、Google広告から管理画面内のレポート機能について、新しい機能が3つ追加されるとアナウンスがありましたね。
その3つとは以下の通りです。
・キャンペーンタイプ選択ツール
・キャンペーンタイプごとに表示項目を保存
・目標に応じた規定の表示項目
1つ目の「キャンペーンタイプ選択ツール」とは、検索キャンペーンやディスプレイキャンペーン、ショッピングキャンペーンなど複数運用していた場合、”キャンペーンタイプを絞り込み、そのキャンペーンタイプの数値のみ確認出来る”機能です。
例えば、現在、3つの検索キャンペーンと、3つのディスプレイキャンペーン、計6つのキャンペーンを作り、広告を出していたとします。
その時、「検索キャンペーンだけの効果を表示させたい」と思ったとき、あらかじめキャンペーン名を検索とディスプレイネットワーク用に分けて設定し、検索窓から絞り込む・・・など、少し面倒でしたが、今後は簡単にキャンペーンタイプの同じキャンペーンを抽出できるようになるようです。
また、広告グループについても、キャンペーンタイプごとに数値が簡単に見ることが出来るみたいですね。
2つ目の「キャンペーンタイプごとに表示項目を保存」というのは、今までは、「キャンペーン」、「広告グループ」、「設定」など、”タブ”ごとに表示される数値の項目が保存されていましたが、今後はキャンペーンタイプごとでも表示される項目が保存されるという事です。
検索キャンペーンとディスプレイキャンペーン、例えば広告グループタブ内でも確認したい項目が違いますよね。
今までは検索キャンペーンからディスプレイキャンペーンへ切り替えたときに、この表示項目も変更する必要がありました。
もちろん表示項目は保存する事が出来るので、保存してある表示項目に変更すればいいだけの話ですが、やはり毎日使っているとかなり面倒に感じますよね。
今後はそういったことがなく、検索キャンペーンで設定したものはディスプレイキャンペーンから切り替えたときには検索キャンペーン用の表示項目になっている、という事のようです。
3つ目の「目標に応じた規定の表示項目」とは、ブランディングやコンバージョンなどキャンペーンによって目標が事なる場合があると思いますが、表示項目内に、あらかじめ”その目標に応じた表示項目が用意され”ており、すぐにその目標に応じた表示項目に変更が出来る、というもののようです。
今までも、表示項目は保存する事が出来ましたので、目標に応じて、その保存した表示項目を呼び出している人も多いと思いますが、最初からGoogle広告のほうで、目標に応じた表示項目のテンプレートみたいなものが用意されるみたいです。
以上です。
レポートの作り方や表示項目の設定は人それぞれだと思いますので、今までのやり方に慣れてしまっている方は最初、とっつきづらく感じるかもしれませんね。
今回の変更は何かが劇的に変わるわけではありませんでしたが、作業としてはかなり楽になる人もいらっしゃると思いますよ。
株式会社アイエムシー 大塚雅智