時間帯ごとに広告文を自動で切り替える方法
公開日: 2015年5月15日
リスティング広告では自社の商品やサービスを販売するために、入札するキーワードに合った広告文を設定します。
基本、タイトル15文字+本文19文字×2で広告文を作っていきますが、時間帯によって広告文を変えたい事ってありますよね。
例えば実店舗を営業しているのであれば、営業時間中と営業時間外とで別の広告文を掲載したい、だとか、電話受付が出来る時間帯とそうでない時間帯とで広告文を入れ替えるだとか。
そういった場合、Google広告では「自動化のルール」を設定することで、自動で広告文を切り替えていく事が出来ます。
設定方法は、例えば、『毎日18時～24時までの間だけ「24時まで電話受付中」という文言が入った広告文を出す』という場合、Google広告の管理画面の[広告]タブから、[自動化]をクリック→「広告を有効にする」をクリックします。
Google広告 自動化のルール
すると、自動化のルールを作成する画面になりますので、[条件]のところで「広告文」を選択し、「24時」を含むというように設定します。
そしてその下にある[頻度]のところで、「毎日」、「18時」と設定すれば、広告を有効にする設定は完了です。
その後、同じように「広告を停止する」のほうも頻度を「毎日」、「24時」で設定しておけば、毎日18時に広告が自動的に有効になり、24時には停止となる、という事です。
Yahoo!広告のほうは、現在、こういった自動化のルールを設定する事が出来ません。
なので、Yahoo!広告のほうで、同じように自動で時間帯で広告文を切り替えたいという場合には、キャンペーンのスケジュール機能を使わなければいけません。
キーワードなどその他の設定に変更を加えずに、広告文だけを自動で切り替える場合、その広告文を含む、キャンペーンの内容と同じものを新しくキャンペーンとして作ります。
そして、新しいキャンペーンには新しい広告文を設定し、キャンペーンのスケジュール機能でキャンペーンをオンにする時間帯を指定し、元々のキャンペーンはその時間帯はオフにするよう設定すれば、自動的に広告文が切り替わります。
Yahoo!広告のこの方法を採用する場合には、効果測定の際、同じキーワードなのに別キャンペーンなので、別々のキーワードとして数値が全て蓄積されてしまうという難点がありますのでその点だけ覚悟しておかなければいけません。
この広告文の時間帯による自動切り替えについて、広告文の切り替えはもちろんですが、広告文の文言は同じでも、広告のリンク先ページ（ランディングページ）を時間帯で切り替える際も、同じような設定で対応する事が出来ますので、色々と使い方を考えていくと便利な機能かもしれませんね。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
