Google広告の商品情報表示オプション
Google広告はリスティング広告の中で様々な広告オプションを設定する事が出来る広告です。以前このコラムにも書かせていただきました「サイトリンク」の設定も広告オプションの一つですが、今回はネットショップ、ECサイト向けの広告オプション、「商品情報表示オプション」について書きたいと思います。
Google広告の商品情報表示オプションというのは、下図のように表示される広告です。
リスティング広告が表示された際、広告文の下にテキストの下に『+○○(会社名、サイト名)の「○○(商品名など)」を表示する」というリンクが出てきて、クリックすると下図のような商品名と金額が表示される広告です。
この商品情報表示オプション内の写真やテキストリンクをクリックすると、自社のその商品ページにそのまま移動する事が出来ます。
ちなみに課金はこの商品情報を開いただけでは課金されません。あくまでも商品情報表示オプション内の画像、リンクをクリックしたときにのみ課金される仕組みとなっております。
この商品情報表示オプションを設定するには、「Google Merchant Center(グーグル マーチャントセンター)」というところでアカウントを作りその中に商品を登録、その後Google広告のアカウントと紐付けを行うことで、Google広告管理画面から設定することが出来ます。
「Google Merchant Center」内での商品登録が少し大変だな、という印象はありますが、登録してしまえばそのまま審査され承認後、Google広告広告に反映されるようになります。
Google広告管理画面内での設定方法は、マーチャントセンターでの紐付けのあと、管理画面内の広告のオプションから選択できるようになります。
ただ管理画面ではキーワードを登録したりするわけではないので、商品情報表示オプションの表示はあくまでも「広告が掲載される際に検索クエリと関連性の高い商品がGoogle Merchant Center内にあった場合」ということになります。
この商品情報表示オプションは商品の画像も表示させることが出来るので興味を引くことが出来ると共に、価格が表示されるので競合他社よりも価格で勝っている場合は有効なのではないでしょうか。
あとは、やはり限られた広告枠なので競合他社よりも広く使うことが出来るというのも十分メリットとして考えてよいと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智