地域が関係ないビジネスでも、一度地域別の戦略を考えてみる

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リスティング広告では様々なターゲティングをしていく事が出来ますよね。

広告を配信する「時間帯」や「曜日(日にち)」、PCかスマートフォンかというような「デバイス別」などターゲティングをしていく事で、広告費をより有効に活用していく事が出来ます。

また、「広告を配信する地域」などもターゲティングする事が出来るので自分の商圏の中に居るユーザーや、”地域名+○○”というような、その地域に関連する語句と合わせて検索をするようなユーザーにも広告を出すようなターゲティングの設定をする事が出来ます。

この地域ターゲティングですが、一般的に、自分の商圏内に広告を出す、商圏外には広告を出さないというように、「広告を配信する/しない」を決めるだけではなく、この地域にはこのキーワードと広告文、こっちの地域にはこのキーワードと広告文というような使い方も出来ます。

仮に、商圏が日本全国だというECサイトでリスティング広告を出稿するという場合、地域ターゲティング機能は使わない場合には、全国どこで検索をしても同じ広告文が表示されますが、日本全国に広告を出す場合でも、都道府県ごとにそれぞれ違う広告文を出す、なんて事も出来ます。

でも、「ウチは地域なんか関係ないから」と思われる方もいらっしゃると思いますし、「地域毎に別々の広告文なんて作れないよ」という方もいらっしゃると思います。

同じ商品に対して”地域別で広告文を作れるもの”なんて、もしかしたらあまりないのかもしれません。

しかし、先日、Google広告が出している広告でこのようなものがありました↓

GoogleAdWords 東京

GoogleAdWords 東京

リスティング広告を運用されている方であれば、この広告を目にした方も多いかもしれませんが、Google広告は特に地域なんかは関係ないサービスですが、なぜだか唐突にタイトル部分に「東京」の文字が入っています。

なんとなく変な感じがしますよね。

他の地域の広告文を確認したわけではないのでわかりませんが、これが他の地域ではその場所の地域名になっているのだとしたら、文章(の意味)を無視してでも地名を入れるという事に何かしら効果があるのではないか、という事は考えられますよね。

Googleも、何も考えずに広告文を作っているわけではないので、このように地名を入れることで、クリック率やコンバージョン率に何かしら良い影響がある、と判断して、やっているのだとしたら、私たちも一度試してみる価値はあると思いますよ。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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