リスティング広告のタイトルを15文字以上にする2つの方法

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リスティング広告の広告文は、通常、タイトルが最大15文字、本文が19文字×2というように文字数が決められていますよね。

ですが、Yahoo!広告でも、Google広告でも、たまに15文字以上のタイトルが入っている広告文を見かけることがありますよね。

例えばこんな感じのもの↓

Google 検索結果画面

Google 検索結果画面

この広告文のタイトルは上限の15文字を大きく超える29文字なのですが、これは別に予算をたくさん使っているクライアントだから、Yahoo!もGoogleも特別に文字数を多くして・・・というわけではなく、どの広告主でも15文字以上のタイトルを表示させることが出来る可能性があります。

自社の広告文のタイトルを15文字以上表示させる方法は2つあります。

まず1つ目は、広告文の「キーワード自動挿入機能」を使う方法です。

Yahoo!広告で、新しい広告文を作成する際に、[キーワードの自動挿入]というものがあります。

これは実際にユーザーが検索をしたキーワードと自分で入札しているキーワードに連動して、広告文の中に入札しているキーワードを挿入する事が出来る機能です。

Yahoo!広告 広告作成

Yahoo!広告 広告作成

広告文中に{KEYWORD:○○}と入れておくことで設定が出来、Yahoo!広告だけではなく、Google広告でも同様の設定をする事が出来ます。

ただ、Yahoo!広告のヘルプには、このキーワード自動挿入機能を使うことにおける注意点として以下のように明記されています。

タイトルまたは説明文にキーワードが挿入された場合、タイトル・説明文が文字数制限を超えて表示される可能性があります。

これにより、15文字以上のタイトルを表示させることが可能になります。

ちなみにGoogle広告では文字数制限により、キーワードの挿入機能が正常に機能しない可能性があると書いてあるため、こちらはこの方法では15文字以上のタイトルを表示させることは出来ないかもしれません。

このキーワードの自動挿入機能でのタイトル15文字以上表示させる方法ですが、多分皆さんもお分かりだと思いますが、広告主側でコントロールする事が出来ません。

全てのターゲットユーザーに15文字以上のタイトルを表示させることはほぼ不可能ですし、15文字以上のタイトルの文言を広告主側で指定する事が出来ないので、もしこれを狙ってやるとしたら、かなり考えてやっていく必要があります。

2つ目は、今のところGoogle広告だけで使用出来る、「動的検索広告」を使用して15文字以上のタイトルを表示させる方法です。

この「動的検索広告」とは、ウェサイトコンテンツに基づいて関連する検索クエリで検索された場合に自動で広告を表示させる機能です。

たくさんの商品を販売しているECサイトや一番最初の例で出した多数の物件を扱っている不動産サイトなど、キーワードを入札しそれぞれに広告グループに分けて広告文を作り、広告のリンク先ページを紐付けて・・・と、そういった面倒な作業をしなくても、関連性の高いと思われる検索クエリに対して広告の表示と広告のリンク先ページを自動で設定してくれるという便利な機能です。

この動的検索広告は、動的検索広告用のキャンペーンを作ることで使用する事が出来ますが、広告文の作成画面では、タイトルを広告主が決めることが出来ません。

Google広告 動的検索広告

Google広告 動的検索広告

このように広告文のタイトルもユーザーが検索で使ったフレーズと、そのフレーズと関連性の高い広告のリンク先ページのタイトルから自動で生成されるため、通常の検索広告よりも長いタイトルになる事があるというわけです。

以上です。

この、タイトルを15文字以上表示させる2つの方法ですが、両方とも広告主側で完全にコントロールする事が出来ないため、なかなか難しい部分もありますが、もし反応が変わるのであれば試していきたい方法でもありますよね。

タイトルが長ければ良いという問題でもありませんが、やってみたいという方はぜひチャレンジしてみて下さい。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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