広告文を定期的に変えるクセを付けておく
リスティング広告を運用する作業の中に、「広告文のA/Bテスト」というものがありますよね。
同じ広告グループに広告文を複数用意しておき、効果測定をしてパフォーマンスの低い広告文は新しい広告文と差し替えていく、という作業の事です。
この新しい広告文を作る際の切り口としては、様々あると思いますが、私はたまに、季節ごとの広告文を作るという事もやります。
別に年間通して販売している商品だったり、そもそも季節なんて関係のない業界だったりしても、夏なら夏の、冬なら冬の広告文というように作っていく事があり、これが意外とわかりやすく効果が出てくるケースもあります。
私は普段、あまり小手先のテクニックにこだわらずに、どちらかというと販売する商品やサービスの本質と、そのターゲットにこだわってリスティング広告の運用をしていくようにしていますが、この季節ごとの広告文というのは、どちらかというと小手先の施策の部類に入りますがよく使う手ではあります。
これ、別に「広告文を季節ごとに変える」という事が目的ではなく、「定期的に広告文を変えていく」という事が目的になります。
長い事リスティング広告を運用していると、”広告文を数ヶ月変えていない”という方も多くいらっしゃると思います。
もちろん、ただ変えればいいというわけではありませんし、「以前色々テストしてこの広告文がパフォーマンス高かったから」という理由で、その広告文をずっと使っているという方もいらっしゃると思いますが、キーワードに検索のトレンドがあるように、広告文にもトレンドがあります。
以前はパフォーマンスが高かった広告文であったとしても知らないうちにパフォーマンスが下がってしまっている事もありますし、広告文のA/Bテストをしていないと、そのパフォーマンスが下がってしまっているかどうかもわからなくなってしまいます。
そうならないためにも、定期的に新しい広告文を追加し、テストを繰り返していく事が非常に重要となってきます。
この広告文のパフォーマンスが下がるという事は、コンバージョン数やコンバージョン率に影響する事ももちろんですが、キーワードの品質の低下を招いて、クリック単価の上昇、掲載順位の低下の原因にもなります。
新しい広告文をアカウント内で設定するという作業自体、そんなに手間のかかることではありませんが、”新しい広告文を考える”という事は、気分がノリノリの状態だと結構浮かんでくるのですが、気が乗らない状態だとなかなか作ることが出来ず、苦労する事でもありますよね。
なので、定期的に変更しようと思っていても、いい文面が思い浮かばず、結局変更しないなんて事にも繋がっていきます。
そんな時、最初に書いたような「季節」をテーマにして広告文を考えてみると、意外とすんなり新しい広告文を考える事が出来ますので、是非チャレンジしてみてください。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
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