実店舗の”空き”を埋めるリスティング広告活用法
リスティング広告は業種・業態に限らず、様々なビジネスで活用できる広告媒体です。
お問い合わせや資料請求から商談→成約、というようなビジネスでも、飲食店や衣料品店など実店舗への集客など、現在では幅広く使われていますよね。
リスティング広告は基本的に、「キーワード選定」、「広告文の作成」、「広告のリンク先の設定」だけで広告を出稿する事が出来ますが、これ以外にも様々なターゲティング設定や広告表示オプションなどがあり、自分でやっているビジネスに合わせて、それらの設定を組み合わせ出稿する事も出来ますし、広告出稿の目的に合わせて”集客したい時だけ”集客するという事も可能です。
例えば、実店舗の集客をおこなう場合、飲食店や美容院など、「今現在の空席を埋めるため」にリスティング広告を活用する場合。
業態や状況、ターゲットとして考えているユーザーによって変わるかもしれませんが、”今現在の空席を埋める=すぐに来店する事が出来るユーザー”ということになりますので、地域配信設定で、自分の店舗のある場所の近辺にだけ広告配信設定するようにします。
リスティング広告の地域配信設定は都道府県レベルではもちろん、市区町村レベルでも限定して広告配信する事が出来ますので、例えば、店舗のある市や区だけに広告配信する事も可能です。
またGoogle広告では「店舗から半径○○キロ以内」というような設定も出来るので、より細かく地域ターゲティングをしていく事が出来ます。
美容院なんかでも、「今日の13時~15時が空いている」という状況だった場合、設定した近辺の地域に向けてあらかじめ「10時~13時まで」と時間配信設定をしておくと、無駄な広告を出さずに済みますよね。
さらに広告文でも、いつも使っている広告文で出すのではなく、「本日13時~15時枠空いてます」とか「13時~15時ならすぐ切れます」なんていう広告文にすると、ターゲットユーザーが反応してくれるかもしれませんね。
このように、リスティング広告ではアイデア次第で色々と新しい手を打っていく事が出来ますので、一度ターゲティング設定や広告表示オプションの機能などを確認し、新たな発想に繋げていくのも良いと思いますよ。
株式会社アイエムシー 大塚雅智