リスティング広告の広告費って大体いくらくらいですか？
公開日: 2015年9月28日
リスティング広告をまだ導入されたことのない方から「リスティング広告の広告費って大体いくらですか？」と聞かれることがあります。
広告費については広告主の方の任意で決めることが出来ますし、リスティング広告は他の広告媒体のように、「ここでいくら」というように決まっていないため、大体いくら？と聞かれると困ってしまうことがあります。
なので、「大体いくらか？」と聞かれると、「いくらからでも始めることは出来ますよ」とお答えするのですが、そうすると「でも、相場ってあるでしょ？」と聞かれます。
「相場・・・ですか・・・。」
別に悪気があってこのような質問をしているのではない事もわかりますが、こちらも悪気があって答えないわけではなく、リスティング広告では業種・業態によって広告費も本当にバラバラで、同じ業種であっても広告費が全く違いますし、クリック単価だって、競合他社が多くクリック単価の高騰している業界もありますが、その業界に属しているからといって、クリック単価をその”相場”で合わせるわけでもないので、ホント一概に「○○万円です！」というように答えることが難しいんですよね。
なので、このような話になった場合、「いくらくらいでお考えですか？」とお聞きし、あまりに低い金額でなければ、「その金額だったら出来ますよ」と答えるようにしています。
もちろん、お金を掛けようと思えば、やりようによってはそれこそ無限に広告費を使う事も出来るのかもしれませんが、広告費は限られているケースがほとんどですよね。
要はその予算内でどれだけ手を広げて（ターゲットの幅を広げて）広告を出していくかということですので、少ない予算であっても、やることは限られてきますがリスティング広告を出稿する事は可能です。
予算が本当に少ない場合であっても、例えばキーワードを絞り込んで、それこそ1つのキーワードから始めるなんて事も出来ますし、そのキーワードがバッチリ合っていればそこからコンバージョンも獲得する事が出来、売り上げに繋げていく事が出来ます。
ただ、そのキーワードがハズレてしまった場合、また他のキーワードを見つけてきて、そのキーワードだけ広告出稿して・・・と、やっていくと、成功を見つけることはもちろん、失敗を見つけることも遅くなってしまい、結果としてリスティング広告の”スピード”という良い部分を殺してしまうことにもなります。
広告主の方に、ある程度の予算を用意してもらうということは、上記のようにならないため、「成功も失敗も早めに経験出来るように」するためのものではないかと思います。
リスティング広告を、特に代理店経由で出稿しようとすると、ある程度まとまった予算がないと引き受けてくれないというように思っている方も多いと思います。
たしかに低予算では引き受けてくれない代理店もあるのだと思いますが、リスティング広告に限って言えば低予算だろうと出稿する事が出来ますので、先ほど書いたリスクも承知の上であれば、低予算でも引き受ける代理店もありますし、私も全然引き受けますよ。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
