「クリック数×平均クリック単価=合計コスト」にならない理由

カテゴリー: 指標の改善 タグ: , パーマリンク

リスティング広告では日々改善をしていく事で、より効果の高い広告活動にしていく事が出来ますよね。

そのためには、”現状、どのような結果が出ているのか?”を確認するための効果測定も非常に重要となってきます。

何かしら施策をしたあと、「その施策が有効だったのか」どうか、また「立てた仮説が合っているのか、間違っているのか」などを確認するために、さらに、効果を上げていきたい時に「その問題点はどこなのか」、「何を優先すべきなのか」など、前に進むためには効果測定は必要不可欠な作業の一つです。

この効果測定をする際、平均クリック単価や合計コスト(Google広告では「ご利用金額」)を見ていて、「あれ?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、管理画面上では以下のように表示されています。

項目の部分が切れちゃっていますが、赤枠内、左から「クリック数」、「平均クリック単価」、「合計コスト」と並んでいるのですが、クリック数が「1,626回」で平均クリック単価が「31円」、合計コストが「51,095円」となっています。

管理画面の数字

管理画面の数字

これ、おかしいですよね。

だって、合計コストは「クリック数×平均クリック単価」なんだから、1,626×31=「50,406円」とならなければいけないはずです。

ですが、合計コストの部分には「51,095円」となっています。

これは別に管理画面の数字が間違っているのではなく、Yahoo!広告であれば、パフォーマンスレポート機能でレポートを作ってみればその疑問は解決します。

以下、パフォーマンスレポートで作ったレポートの同じ項目の数値です。

レポートの数字

レポートの数字

クリック数は1,626回で変わりませんが、平均クリック単価の数字が「31.4237」となっています。

つまり、平均クリック単価と小数点以下が出ていて、管理画面上は四捨五入した数値が表示されているために、「クリック単価×平均クリック単価=合計コスト」となっていないという事になります。

ちなみに、1,626×31.4237=51094.9362となるので、合計コストのところも小数点以下は四捨五入され、「51,095円」と表示されているという事になります。

普段はあまり気にしない方も多いと思いますし、知っていたからなんだという話もありますが、一応知識として知っておけば、上司の方やお客様に突っ込んで聞かれたときにもうまく返答できると思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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