リスティング広告の提携先への広告配信を停止する方法
リスティング広告を出稿する際に、”Yahoo!、Googleの検索エンジンにだけ”広告が出ると思っている方も多いと思います。
Yahoo!の検索結果に広告を表示させるために「Yahoo!広告」に、Googleの検索結果に広告を表示させるために「Google広告」に、それぞれ申し込みをおこないアカウントを開設→広告出稿と手順を踏んでいくと思いますが、実際には、Yahoo!広告、Google広告には、それぞれに提携先があるため、初期設定で「それらの提携先に広告を配信しない」と設定をしなければ、Yahoo!、Googleという検索エンジン以外にも広告が配信されていきます。
その提携先は、Yahoo!広告のスポンサードサーチは「exite」、「bing」、「nifty」、「so-net」、「Ameba」等があり、Google広告では「Googleマップ」、「Googleビデオ」、「AOL」等に広告が表示されるようになっています。
もちろん、この提携先に広告配信する事について、良い部分もあれば悪い部分もあると思いますので、一概に悪い事だとは思いませんが、一般的には提携先サイトでのパフォーマンスはあまり良くないため、予算を抑えて運用していこうと考えている方や費用対効果を重視している方であれば、最初のうちは提携先への広告配信は止めておいたほうがいいかもしれませんね。
この提携先への広告配信を停止にする方法は、Yahoo!広告、Google広告共にキャンペーンの設定画面から簡単に設定する事が出来ます。
Yahoo!広告の場合、キャンペーンの編集画面一番下の「その他の設定」内にある「広告掲載方式の指定」にある「+オプション設定」の中に隠れています。
オプション設定をクリックすると、デフォルトの状態だと「検索を含む全ての掲載方式」にチェックが入っていると思うので、下の「検索のみ」にチェックを入れて、編集内容を保存すれば完了です。
Google広告の場合、キャンペーンの設定→「すべての設定」の中にある「ネットワーク」の「編集」をクリックすると、同じように選択する事が出来ます。
「検索パートナーを含める」にチェックが入っている場合は、このチェックを外して保存をすれば設定完了となります。
先ほども書いたように、これら提携先に広告配信される事は、幅広く商品やサービスを認知させていったり、広告が掲載される媒体が増えるという事は、それだけリーチ出来るユーザーの数が増えるという事になりますので、必ずしも悪いことではありません。
ただ予算や戦略の兼ね合いでYahoo!、Googleの検索エンジンに絞って広告配信したほうがいいという場合も多々あると思いますので、そういった時にはこの設定をすることをお勧めします。