Yahoo!リスティング、Google広告の地域ターゲティングの違いと設定する時の注意点
公開日: 2012年6月20日 ／更新日: 2020年9月25日
リスティング広告のキャンペーンで設定できる「地域ターゲティング」を活用されている方も多いと思いますが、Yahoo!リスティングとGoogle広告では設定できる範囲が少し違うので、今日はその地域ターゲティングの違いについて書きたいと思います。
Yahoo!リスティングの地域ターゲティングはこのように都道府県別に設定できます。その他関東とか近畿とか地域を一括で設定する事も可能です。
Yahoo!リスティング 地域ターゲティング
Google広告の地域ターゲティングは都道府県別ではもちろんですが、台東区とか目黒区などのように都市単位で設定する事が可能です。
また中心地から半径○○キロメートル以内といった設定も可能です。
Google広告 地域ターゲティング
地図上で中心地から半径○○メートルという範囲で地域ターゲティング出来るのは飲食店や食料品のデリバリー等をおこなっているお店では戦略によっては最適な地域ターゲティングかもしれませんね。
ただ地域ターゲティングを設定する時に一つ注意しなければいけないのが、この地域ターゲティングをやったからといって「地域ターゲティング外の地域でも広告表示される場合がある」という事です。
地域ターゲティングは「地域ターゲティングした地域からユーザーが検索した場合、もしくはその地域に関する情報を検索した場合」に配信される仕組みになっています。
なので、東京都のみを地域ターゲティングした場合、東京都内で検索をしたユーザーに広告が配信されるのはもちろんのこと、例えば北海道から「東京 ○○」というように検索した場合にも広告が表示されます。
ちなみにこの仕組みはデフォルトで設定されておりますが、キャンペーンの地域ターゲティング設定の所で「ユーザーの所在地のみに配信する」、「その地域に関する検索のみに配信する」というように設定変更が可能です。
なので、地域ターゲティングを設定した地域にのみ広告を配信したい場合は、ターゲティングする地域を選んだ後そのままにせず、「ユーザーの所在地のみに配信する」に設定を変更する必要があります。
Yahoo!リスティング、Google広告の地域ターゲティングの違いとその詳細設定に関して、小さいことかもしれませんが無駄なクリックを抑えて効率よく集客するためには覚えておいたほうが良いことかもしれません。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
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