審査が厳しい業界だからこそリスティング広告を出してみる

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リスティング広告では、Yahoo!広告、Google広告共に掲載ガイドラインが設けてあり、広告を出稿出来る業種・業態もその掲載ガイドラインの中で決められています。

明らかに違法なものや犯罪を助長するようなものは、もちろん広告として掲載する事が出来ないように決められていますが、中には、「こんなものもダメだなんだ」と思うようなものも掲載NGと決められている場合もあります。

また、広告の掲載自体はOKだけれども、制限付きでの掲載となる業種などもあります。

これらは、法律や条例でその広告に制限がつけられているものが多く、「健康食品」や「医療機関」などがこれに当てはまります。

こういった業種は、広告活動をするにあたっての表現などに規制があるため、制限が付いていない業種と比べると、リスティング広告を出稿する事に対してのハードルは高いとも言えます。

ですがハードルが高いからといって、広告出稿をしないというのは場合によっては非常にもったいない結果となりますので、もしリスティング広告の出稿も選択肢の一つに入っているならば、検討する価値は十分にあります。

例えば、医療機関でリスティング広告を出してみると、意外と競合他社が少なく、運用しやすい業界だったなんて例もあります。

もちろん条件によっては審査が厳しく、審査に出したけどもNG→修正してまた審査、と繰り返していくうちにひと月、ふた月と時間がかかる場合もあります。

そのあいだに、「リスティング広告の出稿は無理か」と諦めてしまう広告主の方もいらっしゃるのかもしれませんが、そのせいなのか、いざ審査も通り、広告出稿を始めてみると、意外と低単価でクリックを獲得出来る、というケースもあります。

クリック単価が低ければ良いというわけではありませんが、低単価でたくさんのクリック数が獲得出来るのであれば、出来る施策の幅もかなり広がりますし、運用はしやすいですよね。

同じような例で「アダルト広告」も、広告出稿の条件は厳しいですが、審査に通り広告を出すことが出来るようになったら、意外と低単価でもクリック数を多く獲得出来るようになるケースがあります。

リスティング広告以外の広告媒体では、その広告料だけでかなり高額になってしまう事もありますが、リスティング広告では、そういった事にあてはまらないという事もあります。

「審査が厳しい」、「なかなか広告を出すことが出来ない」と、リスティング広告を始めから敬遠している方であれば、その条件は競合他社にとっても同じ事ですので、そこは逆に「チャンスだ」と考えられるようになれば、新たな集客の柱が見えてくるかもしれませんね。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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