時間別レポートや日別レポートなどからコンバージョンの意味を探る

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リスティング広告では広告の配信結果や成果まで、様々な数値をレポートとして確認する事が出来ます。

上司の方やパートナーに報告をするためにレポートを確認/作成する事もあると思いますが、レポートを作成する意味というのは、あくまでもアカウントの改善をおこなっていくためのものですよね。

出てきた結果というのは、それ以前におこなった施策の結果ということになりますので、それがきちんと意図したものになっているのか、それとも予想とは違う結果となっているのか検証をして、さらにコンバージョン数やコンバージョンの先にある売り上げを伸ばしていくためには何が必要なのかという点をきちんと考えていく必要があります。

その確認をするレポートもキーワードや広告文、デバイス別などといろいろと作成して確認するのだと思いますが、その中で「時間別レポート」や「日別レポート」は、割と軽視されているレポートなのかな?とも感じます。

いつ、何曜日、どの時間帯でコンバージョンが獲得できたのか、というのが時間別、日別レポートになりますが、このレポートを確認し、例えば「週末のほうがコンバージョン率高いから入札価格を上げてみよう」とか「夜間のほうがコンバージョン率が高いから・・・」などと”数値だけで判断し、施策を立てる”というのでも十分良いとは思いますが、さらにそこから、「なぜ、週末にコンバージョン率が高くなるのか?」、「なぜ夜間にコンバージョン率が高くなるのか?」と考えていくと、さらに施策が広がっていくかもしれません。

例えば、ターゲットとして考えているユーザーが、本来、日中に検索をおこなうと仮説を立てていたのに、実は夜間のほうが多かった、などという場合、想定していたターゲットユーザーの行動が違う場合には伝えるメッセージも変わってきますよね。

他にも平日にアクティブに動くと思っていても、実際は週末だったなんてケースでも、伝え方も変われば、力を入れるべきデバイスも変わってくる事もあります。

このように、数値だけを見てその部分に絞り込んでいくという施策以外にも、「その数値から理由を読み取ること」で、様々な施策へと置き換えていく事が出来ます。

もちろん、時間別や日別のレポートだけではありませんし、時間も無限ではありませんので、他のレポートを見ながら施策の優先順位を決めてやっていかなければいけませんが、時間別や日別のレポートに限らず、結果だけを見て施策をするのではなく、その結果の裏に何があるのか?という事を考えていくと施策の幅はもっともっと広がっていくと思いますよ。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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