リスティング広告をチーム運用するときは目標や価値観を共有しておく
リスティング広告を戦略の立案からレポーティングや実際の作業まで一人で運用している方もいらっしゃると思いますが、社内でチームを組み、運用をしているという方も多いと思います。
時に会社の垣根を越えて、複数の人たちが役職や立場を超えてリスティング広告の運用に携わっているというケースもありますよね。
何から何まで一人で運用をしている社長さんなんかの場合だと、予算額の決め方や予算配分、施策も戦略も全て自分の頭の中で考えて実行すればよい事なので、特に人同士の問題は起こりませんが、チームで運用をしている場合、うまくいっているチームもたくさんあると思いますが、「なんだかうまく進まない・・・、話が噛み合わない」と問題が発生するケースがあります。
そういったケースのほとんどが「目標や価値観に相違がある」ことがほとんどです。
例えば、主にリスティング広告の実務を担当している人は、「コンバージョン数」を重視しているが、アクセス解析を担当している人は「アクセスの質」を重視している、とか。
どちらが良いという話ではありませんが、どこを重視し、何を狙っていくのかによって、運用方法はだいぶ変わってきますよね。
そのように価値観がバラバラだと、本当はすんなりと終わる会議が何時間も長引いたりしますし、施策の方向性もあっちいったりこっちいったりと定まりません。
そのようにならないために、きちんと目標と価値観はプロモーションをはじめる前に、関わる全員ときちんと共有しておく必要があると思います。
ずっとリスティング広告を運用していると、目標や価値観がずれてくる事もありますので、全員が集まる場では定期的に目標と価値観を確認するなどしていくのも良いかもしれませんね。
株式会社アイエムシー 大塚雅智