Google広告 新しい広告表示オプション「構造化スニペット」が登場
先日、Google広告から新しい広告表示オプションが発表されました。
商品やサービスの特定の側面を強調できるという「構造化スニペット表示オプション」というものです。
この構造化スニペットとは、検索をしたときに出てくるテキスト広告の下に、あらかじめ設定していた、扱っている商品やサービスに関する情報を表示させることが出来るというもので、「コールアウト表示オプション」と少し似ている感じの広告表示オプションです。
ただ、違う点として、コールアウト表示オプションは、自社の商品やサービスについての特長を自由に設定する事が出来るのに対し、この構造化スニペットは「ヘッダー」という用意されたカテゴリの中で、特長を強調できるということになっています。
その用意されたヘッダーは以下のとおりです。
・おすすめのホテル
・コース
・サービス
・スタイル
・タイプ
・ブランド
・モデル
・学位プログラム
・周辺地域
・設備
・到着地
・番組
・保険の保障
Googleの例にもありますが、例えばホテルの場合、ヘッダーに「設備」を選択し、そのホテルで提供している設備の一覧をこの構造化スニペットとして登録しておけば、広告表示オプションの一つとして広告文に表示させることが出来ます。
この構造化スニペット表示オプションの設定方法は、管理画面のキャンペーン内の広告表示オプションをクリックすると、もうすでに「構造化スニペット表示オプション」というものが追加されていますので、そこをクリック。
下のある「+新しい構造化スニペット」をクリックすると、ヘッダーの選択とそれぞれの特長を入力する画面になりますので、そこで設定すれば完了です。
この構造化スニペット表示オプションですが、一応、ヘッダーのテーマに合ったものでなければ承認されないとの事ですので、全ての業種・業界で使用出来るかどうかはわかりませんが、いろいろと考えて設定する事が出来れば競合他社よりも優位に立てるかもしれませんので、試してみる価値はあると思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智