選ばれるために優先順位を高くしておく

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お問い合わせやお見積もり依頼、資料請求など、ウェブサイトからユーザーの反響を得て商談などにつながるビジネスでリスティング広告を活用されている方もたくさんいると思います。

そういうユーザーの場合、1件だけお問い合わせやお見積もり依頼をするというよりも、数件のお問い合わせをして、その中からさらに選んでいくというようにしているほうが多いと思います。
いわばリスティング広告は成約までの第1段階という感じですが、その第1段階で選んでもらうためにユーザーの中での優先順位を上げておく必要があります。

その優先順位を上げておく方法としては
・一番上に広告を掲載する
・広告グループをターゲットに合わせて適切に設定する(ニーズに合った広告文にする)
などがあります。

「一番上に広告を掲載する」というのは、以前も書きましたが「検索したら一番上に出ていたから」という理由でお問い合わせをするユーザーが実際に存在するためです。
特にリスティング広告に出稿している競合他社が10件以上あるようであれば、すべての広告を見ていくとは限らないため、クリックしてもらう確率が一番高いポジションでもある一番上に広告を表示させておくことは非常に重要です。

「広告文をターゲットに合わせて適切に設定する」というのは、例えば新築マンションの資料請求をしようと考えているユーザーがいたとします。
新築マンションと一言で言っても、新築のマンションだったら何でも良いというわけではなく、「駅から近い」だったり「価格は3000万円まで」だったり、「メゾネットタイプ」を希望していたりと、ユーザーが求めている新築マンションは様々です。

その検索キーワードにこういったもう1歩踏み込んだユーザーのニーズが含まれている場合、そのニーズごとにキーワードのグループを作り、そのニーズに合わせた広告文を作成することでユーザーの中の優先順位を高めます。
さらにその内容が広告のリンク先にもきちんと説明されているようであればなお良いです。

ユーザーが検索するキーワードが「新築マンション」というニーズが含まれていないキーワードであれば上記方法では難しいですが、そういうキーワードの場合は競合他社が広告文で何を書いているのかを確認し、競合他社に勝てる部分を広告文に反映させるというのも来て欲しいユーザーの選別が出来、そのユーザーにとっての優先順位を上げるポイントになると思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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