好調の要因を考えるとさらにコンバージョン数を増やすことが出来る

カテゴリー: コンバージョン, リスティング広告運用の考え方 タグ: , パーマリンク

今まで月間数件だったコンバージョン数が、いきなり2~3倍の月間十数件になったという方がいらっしゃいました。

もちろんコンバージョン数が増えることは良いことなので、「とりあえずはこのままのペースでいけばいい」と思ったらしく、その時から何か施策を立てて改善をする事を止めてしまいました。

「様子を見る」というのも施策の一つだとは思いますが、ただ単に何もしないまま、何も考えないまま様子を見ていくと、パフォーマンスが下がっていくという事は多々ある気がします。

自社の広告のパフォーマンスが上がる一方で、競合他社の広告はパフォーマンスが下がってしまった、という事も考えられますし、そうすると競合他社は何かしらの対策をしてきますよね。

結果として競合他社が盛り返し→自社のパフォーマンスが下がる、という事にもなりかねませんので、様子を見るにしても、「好調の要因は何だったのか?」を考えて、それに対する裏付けまで取れるようになると、そう簡単に他社に負けるような事にもなりません。

好調の要因の検証をする方法としては様々あると思いますが、例えば「施策Aをやったからコンバージョンが増えているんだ、その検証のためにAを止めてみてパフォーマンスが下がるか検証しよう」なんてことは好調な時だからこそ出来る検証方法であって、元々うまくいっていない状態ではそんなテストも出来ませんよね。

もし、この仮説が正しかったのであれば、あとはそのAに対してブラッシュアップしていけばコンバージョン数もさらに増やしていく事が出来るかもしれません。

実際、最初に例に出した方に対しては、その好調の要因を分析し、なんとなく「ここを攻めればコンバージョン数が増えるんだな」というのが、わかってきたので、その後も安定したコンバージョン数を獲得出来ています。

リスティング広告のパフォーマンスには好不調の波があり、不調の時にやる施策もあれば、「好調な時だからこそやっておきたい施策」もあります。

たくさんコンバージョンが獲れて好調だからと言って、のんびりしていたら後から苦しむことになるかもしれませんよ。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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