手数を出すというのも有効な手段の一つ
改善をする頻度というのは、その会社によって様々かもしれません。
1ヵ月に1回、その月の効果を計測し、そのデータに基づいて改善策を出し合い、施策をおこなうというところもあれば、同じような事を1週間ごとにやっていくというところもあります。
どちらが良い/悪いという事はないと思います。
早くPDCAサイクルを回すことも非常に大切ですが、チェックの部分でデータが出そろっていない場合、誤った仮説を出してしまう恐れもありますので、そういう面ではある程度データが出た段階でチェックをする必要があります。
しかし、そのことを踏まえたうえで1週間に1度、改善をしていくというのも、一つの有効策だと思います。
リスティング広告は出したら出しっぱなしではなく、その後、効果を検証し、さらに効果的な運用ができるように改善をしていく事こそが醍醐味とも言えます。
リスティング広告がうまくいくように考えたり話し合ったりするのは、その時間が長ければその分、”良い次の一手”が生まれる可能性も高まりますし、その回数が多ければ多いほど、失敗も成功も多く体験することが出来ます。
この”体験”はアカウント内の数字はもちろん、担当者の中にも蓄積されていきますので、無駄にはならないはずです。
経験が、その後の失敗の回避や成功の確率を上げていく要因となることはみなさんご存知だと思いますが、週に1回の打ち合わせをすることで、リスティング広告の担当者まもちろん、その販促活動に関わる全ての人の意識も高まりますよね。
最初のうちは大変ですが、慣れてくると数字の見方や仮説の立て方などが容易になり、結果として時間の短縮にもつながります。
最初に書いたように、改善頻度は様々で、それはそれでよいと思います。
意味もなく短いスパンで改善をしていても、それが逆効果になってしまう事もありますので、その部分は気を付けなければいけないことだと思いますが、「手数で勝負する」という改善方法もありますので、もし実践できる状態にあるのであれば、試しtめいても良いと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智