Yahoo!広告スポンサードサーチ アドバンスドURLシステムサービス開始

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以前よりYahoo!広告からアナウンスがありましたが2016年4月14日からスポンサードサーチで「アドバンスドURLシステム」というものがスタートしましたね。

導入のきっかけは、検索をするユーザーに対して誤解を招かないようにという広告の健全化が一つと、もう一つは広告主の運用工数の削減が目的のようです。

ユーザーに対して誤解を招かないように、というのは、所謂「なりすまし広告」をなくすために導入されたようで、以下の要件を満たしてないといけません。

・最終リンク先URLのページ、スマートフォン向けURLのページ、ユーザーが広告をクリックしたときに表示されるページは、同一の内容であること

・表示URL、最終リンク先URL、スマートフォン向けURL、ユーザーが広告をクリックしたときに表示されるページのURL のドメインは一致していること

また、運用工数削減という点においては、スマートフォン用のランディングページがPC用のものと別であった場合、今まではそれぞれ広告文を設定し、それに対しそれぞれリンク先URLを設定していたものが、一つの広告文でPC用、スマートフォン用とそれぞれのURLを設定する事が出来るようになりました。

また効果測定ツールなどによるトラッキングURLについては、直接最終リンク先URLに移動する場合には特別設定する必要はないとの事ですが、リダイレクトをかけてユーザーに表示されるページのURLではないURLを広告のリンク先として設定し効果測定をする場合などには、トラッキングURLのところに、最終リンク先URLとは違うURlを設定する必要があるみたいです。

Yahoo!広告のスポンサードサーチの管理画面内の広告文を作成する画面もこのように変更されています。↓

Yahoo!広告 アドバンスドURL

Yahoo!広告 アドバンスドURL

広告の作成画面で主に変わった部分は以下のとおりです。

・最終リンク先URL
・スマートフォン向けURL
・URLオプション

一応、今後移行期間に入り、最終的には2016年10月までには全ての広告をアドバンスドURLに移行させ、その後は順次、従来のものは停止させていくとの事です。

現在、管理画面の広告の部分で、アドバンスドURL形式になっていない広告にはこのように警告が出ています。↓

アドバンスドURL 警告

アドバンスドURL 警告

まだまだ移行期間がありますし、2016年6月には移行機能も提供されるようなので、急ぐ必要はないのかもしれませんが、一応、今後新しい広告文を入稿する際には、アドバンスドURL形式にしておいたほうがいいと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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