Yahoo!広告 コンバージョン測定機能の不具合についてのお知らせ
リスティング広告の特長の一つに「広告の配信結果や成果を数字で計測する事が出来る」という点がありますよね。
広告が何回表示され、そのうち何回クリックされたかとか、どのキーワードがクリック率が高いかどうかなど、詳細に計測する事が出来ます。
また、どのキーワードからお問い合わせがあったか、どの広告から購入があったかなど、広告の成果を計測するためのコンバージョン測定機能を使う事で、より詳細に分析が出来るようになり、改善を進めていく事が出来るようになります。
このコンバージョン測定機能について、先日、Yahoo!広告から「スポンサードサーチにおけるコンバージョン測定に関する不具合」というアナウンスがありました。
スポンサードサーチにおいて、2016年3月31日(木)の16時13分ごろから2016年4月5日(火)の22時17分ごろまでで、実際よりもコンバージョンが多く計測されているとの事で、原因は「システムの不具合のため」だそうです。
あたり前の話ですが、コンバージョン測定機能を使ったいないアカウントについては影響はないとの事でした。
ちなみに、この不具合、現在は解消されており、問題はないとの事ですが、管理画面上やパフォーマンスレポートについては、コンバージョンデータが修正されることはないようなので、その点だけ注意が必要です。
コンバージョン数が実際よりも多かろうが、少なかろうが、コンバージョンが正しく計測されないというのは、効果改善をしていく上での判断の誤りの元になる場合もあるため、正しく計測されるに越したことはありませんが、アクセス解析やYahoo!広告、Google広告の管理画面と他の計測ツールと比較してコンバージョンの数が合わないといったことも、まぁまぁあるので、これはこれとして受け止めていかなければいけないことだと思います。
今までのコンバージョンの数字が全て正しかったかどうかなんてわかりませんし。
ただ、一応今回はこのような発表がYahoo!広告から出されたという事なので、上記、2016年3月31日16時13分~2016年4月5日22時17分までのあいだのコンバージョンについては、このようなことがあったという事を認識し、今一度確認してみるのも良いのかもしれません。
株式会社アイエムシー 大塚雅智