品質スコアを改善する時に便利な小さな吹き出し
リスティング広告は様々な指標から問題点を見つけ出し、それぞれ改善をしていく事でより良い広告にしていける広告媒体です。
日々アカウントを管理している方はあれこれと改善をされていると思いますが、クリック単価や平均掲載順位に関係してくる指標として「品質スコア」というものがあります。
品質スコアとはキーワードごとに、そのキーワード・広告文・リンク先の関連性がユーザーにとって高いのか低いのかを10段階のスコアで表示されます。
品質スコアが低いと入札価格をどんなに上げても上位掲載されないとか、低すぎた場合広告表示すらされないということもありますので、あまり低すぎる場合は改善していかなければいけないと思います。
Google広告ではキーワード横、ステータスの部分に小さい吹き出しが出ていてそこにカーソルを合わせると品質スコアが表示されるとともに
・推定クリック率
・広告の関連性
・リンク先ページの利便性
という3つの項目について「平均値」、「平均より上」、「平均より下」と相対的な評価がされているのでどの部分を改善すれば良いか迷った時には大変便利です。
「平均値」や「平均より上」という評価がされていた場合、特に改善する事はありませんが、「平均より下」となっている部分は改善しなければいけません。
推定クリック率や、広告の関連性の所に「平均より下」と表示されている場合は広告文の変更、A/Bテストや広告グループを細分化させたりして対処します。
リンク先ページの利便性の所に「平均より下」が出た場合は、より詳細なページや個別商品ページなどにリンク先を変更するとか、そのページの内容を変更するなどして、ユーザーが探しやすいページにすることで改善されます。
今のところYahoo!リスティングの場合はこのようにどこがどう悪いのかという具体的な表示がなく、ただキーワードの品質スコアが「問題なし」なのか「問題あり」なのかのみ表示される形式となっています。
株式会社アイエムシー 大塚雅智