時間別ターゲティングの設定上限数

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リスティング広告は様々なターゲティングの設定が出来るのも魅力の一つですよね。

検索キーワードに応じて広告が表示されますが、この「キーワードを選定する」という事もターゲティングの一つですし、PCユーザー、スマホユーザーへのターゲティングや地域別に広告配信をおこなう設定など、自社で扱っている商品やサービスに合わせてターゲティングしていく事が出来ます。

そのターゲティング機能の中の一つに「時間別ターゲティング」というものもありますよね。

これは時間帯で広告の配信や停止の設定をおこなったりする機能で、例えば「お店が閉店している時間帯は広告を停止したい」という場合に、その閉店時間に合わせて広告を自動で停止したりするなど、設定していく事が出来ます。

また、ある時間帯では入札価格を50%引き上げる、などの入札調整率の設定などもおこなう事が出来ます。

広告のパフォーマンスを見ながら時間帯で入札を強化したり、あまりパフォーマンスの良くない時間帯は停止にしたり、など、とても便利なターゲティング機能の一つですが、この設定数には「1つの曜日に対して6つまで」という上限があります。

これはYahoo!広告もGoogle広告も同じで、6つ以上設定しようとすると、以下のような赤文字のエラーメッセージが出てきます。

Yahoo!広告 時間帯ターゲティング設定

Yahoo!広告 時間帯ターゲティング設定

Google広告 時間帯ターゲティング設定

Google広告 時間帯ターゲティング設定

解決策としては、同じ曜日内での他の時間帯の設定をなるべく一つになるようにまとめて、1曜日ごとの設定を6つ以内にする以外に無いのですが、細かく設定をしたいと考えている広告主の方にとっては、ちょっと困った制限でもありますよね。

リスティング広告を運用していくと、いろいろと改善点が見えてきます。

うまくいっているアカウントであればあるほど、こういった細かい設定が必要になってくるケースも多くありますが、こればかりは仕様ですので、どうする事も出来ません。

ただ、時間帯でのターゲティングをおこなう際に、先ほどの例のように「閉店しているから」など、広告を出さなくてもよいケースなどは除き、例えば「時間帯別でパフォーマンスが変わるから1時間ごとに入札率を細かく調整したい」とした場合に、細かく設定するのはもちろんのこと、「なぜそうなったのか?」という理由(仮説)から考えると、”必ずしも1時間ごとに設定しなくてもよい”と考えられるようにもなってくることがありますので、その辺考えながら設定し、運用していくとよいのかもしれません。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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