予算を適切に使うためにアカウントの構造を正しく理解する

カテゴリー: アカウントの設定 タグ: , , , パーマリンク

リスティング広告はTV、ラジオCMや雑誌媒体など、他の広告媒体と違い「広告予算を柔軟に設定する事が出来る」という点もメリットの一つですよね。

キーワードの選び方や設定方法によってかかってくる広告費が変わりますので、キーワード数やキーワードの入札価格を変えることで、自社の広告予算内で適切な広告を出稿する事が出来ますし、時間ターゲティングや曜日、日にち、地域ターゲティングの設定次第でも広告費が変わってきますので、そういった点でも予算内でコントロールする事が出来ます。

ただ、広告出稿前の設定というのは「あくまでも概算」になりますので、実際に広告を出してみると、予算をオーバーしてしまうなんて事も多々あります。

広告費を先に入金しているのであれば「オーバーする」なんてことはありませんが、1日の予算を設定し、その予算に達してしまった場合には、その日の広告が出てこなくなってしまったり、または広告表示の間引きがおこなわれて、結果として機会損失を生んでしまう可能性もあります。

このようにならないために、広告予算とアカウントの設定というのは適切におこなっていかなければいけません。

何を優先するのか?にもよるかもしれませんが、例えば、予算不足による機会損失を生まないための代表的な施策例として、「キャンペーンを分ける」という施策があります。

リスティング広告の1日の予算というのは、この「キャンペーン単位」で設定する事が出来ますよね。

広告配信の地域や時間、デバイスなどのターゲティング設定が同じなのであれば、全てのキーワード(広告グループ)を一つのキャンペーンで管理しても問題はありませんが、その中に”コンバージョンが多く獲れるキーワード”とか”費用対効果の抜群に高いキーワード”などが含まれている場合、別キャンペーンに分けて管理したほうが良いです。

これはなぜかというと、表示回数やクリック数の多いビッグワードなどと同じキャンペーンで管理すると、ビッグワードのクリックばかりで予算を消化してしまい、コンバージョンが多く獲れるキーワードや費用対効果の良いキーワードに予算が回らず、「それらのキーワードで検索されても広告が表示されないという状態を防ぐため」です。

同じキャンペーンで効果の高いキーワードと効果の低いキーワードを管理していると、上記のような機会損失を生んでしまう可能性が出てきますので、細かい事ですがとても大切なことですので注意しなくてはいけません。

この例のように、アカウントの構造やそれぞれの機能をきちんと正しく理解しておくだけで広告費を有効に活用する事が出来ますので、リスティング広告を始めるという方はまずはそこから学び、リスティング広告を現在運用している方も、こういった細かい基本的なことは忘れてしまいがちですので、改めて意識する事も大切だと思いますよ。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

獲得コストを下げるにはどうすればいいの?
気になることがありましたら、お気軽にお問い合せください。

お電話でのお問合せ

03-3839-0888(東京)
(月~金) 9:00~18:00

メールフォームでのお問合せ

フォームはこちら
100社以上の広告運営経験からお問い合わせ数増加に繋げる次世代型メールフォームを開発!

手間なく、すぐに始められる!費用対効果の高い「リスティング広告運用」サービス
次世代型のメールフォーム Hospii