Yahoo!広告スポンサードサーチ アドバンスドURLシステムへの移行機能の提供を発表

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以前よりアナウンスされていたYahoo!広告スポンサードサーチのアドバンスドURLへの移行機能についてですが、先日、6月29日より実装される事が発表されました。

アドバンスドURLとは検索をするユーザーに対して誤解のない健全な広告を表示させるため、また広告主に対しては広告の入稿や管理の負担を軽減させる目的で導入されたものです。

現在、移行期間という事で、従来型のURLとアドバンスドURLシステムとで両方の広告を入稿する事が出来ますが、2016年10月からは従来型の広告は停止となり、アドバンスドURLシステムに完全に移行されるとの事です。

今まで普通に広告が出せていたものが10月以降は広告が停止となってしまい、現在出稿をしている広告主全てがアドバンスドURLシステムへの移行作業をしなくてはいけないという事で、そういう意味ではかなり影響のある今回のアドバンスドURLシステムの導入ですが、最初に書いたとおり、アドバンスドURLシステムへの移行機能が実装されるという事で、その移行作業はかなり楽になるものではないかと予想されます。

一応、今回のアドバンスドURLシステムへの移行機能の概要としては、管理画面内で従来のURL形式の広告・キーワード・クイックリンクをアドバンスドURL形式に移行できる機能、との事です。

予定している移行機能は2種類で、「一括移行機能」と「URL一括編集機能」で、「一括移行機能」は、広告グループ、キャンペーンを指定しては以下の入稿物を一括で移行できるそうです。

「URL一括編集機能」は移行する入稿物を指定して、個別に必要なURLやパラメータなどを入力しながら移行する機能、だそうです。

これはトラッキングツールなどで効果測定している場合やスマートフォン向けのサイトの広告に注力している場合に適しているのだそう。

多分、「一括移行機能」のほうで事足りる方は、移行機能を使わなくても、そんなに苦労はしないのではないかと思います。

先日このコラムでも書いたように、現在出稿している従来型のURLをアドバンスドURL形式に変更するだけであれば、そんなに難しいことはありません。

ただ、URL一括編集機能で書かれているように、個別にトラッキングして効果測定するツールなどを導入している場合には、この移行機能でもどこまで出来るのか確認しながら作業をしていく必要があります。

ちょっと面倒な気もしますが、こういった機能の変更や管理画面の変更による使い勝手が悪く感じるのは、「慣れ」が非常に大きく関わっているような気がしますので、毛嫌いせずに、アドバンスドURLシステムもこの移行機能も、まずは使ってみるといいと思いますよ。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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