Google広告の設定をキャンペーンエディターを使ってYahoo!広告に移行する方法
リスティング広告を運用する方にとって、欠かすことの出来ないツールの一つであるGoogle広告の「Adwords Editor」。
アカウントに対してPC上で編集、変更をして、アップロードすれば設定を書き替える事が出来るという事で、とても便利なツールの一つですよね。
サクサク動くしオフラインでも編集する事が出来るという事で、リスティング広告を運用している方々では使っている方も多いと思いますが、Yahoo!広告でも、同じようなツール「キャンペーンエディター」というものがありますよね。
ですがこのYahoo!広告のキャンペーンエディター、基本的にはGoogle広告のAdwords Editorと同じなのですが、なんとなく使いづらい部分もあり、使っていないという方も結構いらっしゃいます。
このAdwords EditorとYahoo!のキャンペーンエディター、使う/使わないは別にして、例えば、新しいアカウントをGoogle広告、Yahoo!広告と同じように開設し、まず最初は両方とも同じような設定をしようとした場合、それぞれに設定をするのではなく、Google広告のAdwords Editorで構築→キャンペーンエディターにアップロード、というようにやっていくと、かなり楽に設定が出来、時間の短縮にもなるのでオススメです。
やり方としては、まずGoogle広告のAdwords Editorでアカウントを構築します。
その後、[アカウント]→[エクスポート]から作ったキャンペーンをエクスポートし、どこかに保存しておきます。
そしてYahoo!広告のキャンペーンエディターを開き、[アカウント]→[ファイルのインポート]を選択し、先ほどダウンロードしたファイルを指定し、インポートを開始します。
プレビュー画面でインポートのプレビューを確認出来るので、それでよければインポートを実行、それで終了です。
ただ、Google広告にはありませんが、Yahoo!広告には「広告名」という項目が無く、そのままインポートしたら、広告文が広告名のところでエラーとなってしまいますので、インポートした後に一つずつ広告名を付けなければいけません。
ターゲティングの設定について、広告配信地域などがエラーになりますので、そういった細かな設定はインポート後に今一度確認をする必要があります。
インポート後に確認をしなくてはいけませんが、イチから構築するよりもかなり楽ですよね。
別にアカウントを開設した時だけではなく、新たなキャンペーンを作って広告をスタートさせるケースなどは意外と多くありますよね、Yahoo!、Googleと同じように新たなキャンペーンを作って・・・というような時には、ぜひこの方法でやってみると良いと思いますよ。
株式会社アイエムシー 大塚雅智