設定によるターゲティングも最適化をおこなうことでパフォーマンスを改善できる
スポンサードサーチのように検索連動型の広告は、検索結果画面に出てくるとおり、ユーザーが検索という行動を起こしたすぐ後に出てくる広告なので、ある意味、それが一番の”ターゲティング設定”になっていますよね。
「ターゲットユーザーに広告を届ける」というのはリスティング広告を自社のマーケティング活動に活用する一番の理由だと思いますし、それが出来るからこそ、リスティング広告はほかの広告と比べて費用対効果の高い広告だと言われているのだと思います。
上記のことはリスティング広告を出稿している広告主や運用を担当されている方であれば、よく理解していることだと思いますが、あまりにもあたり前のことすぎて「キーワード選定=ターゲティング」と認識していない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
適切なキーワード選定がリスティング広告の成果に結びつくという事と同様に、リスティング広告のその他のターゲティング設定においても、「適切なターゲティング」がリスティング広告の成果に大きく寄与してきます。
現在、リスティング広告で出来るターゲティングの設定はいろいろとありますよね。
例えば地域ターゲティング。
“自分のビジネスの商圏に広告を出稿し、商圏外の地域に関しては広告を出稿しない”というターゲティングは基本的な部分ですのでやっていくというのはもちろんなのですが、キーワードで例えるならば、効果の高いキーワードはさらに出稿頻度を増やしたり、クリックの機会を増やすために掲載順位を上げたりとするのと同じように、地域別のパフォーマンスを確認して、同じような施策をしていく事も可能ですよね。
パフォーマンスの低い地域はいっそのこと広告配信を止めてしまったりという”オン/オフの設定”はもちろん、地域別のターゲティングでは「入札価格の調整率」も設定出来ますので、そういった機能を活用することで、より効果的な改善をしていく事が出来ます。
地域以外には、”日別”、”曜日別”、”時間別”なども同じようにパフォーマンスを確認することが出来、こちらもまた同じような改善が可能です。
リスティング広告を運用している方であれば、ターゲティングの重要性はものすごくよく分かっていると思います。
キーワードもきちんと選定し、適切な設定をすれば、必ず成果に繋がっていくという事と同じように、キーワード以外の部分も同じような考え方で改善していくと、今以上の成果を出すことが出来るようになると思いますよ。
株式会社アイエムシー 大塚雅智