リスティング広告をコンテンツマーケティングで活用する
「コンテンツマーケティング」流行ってますよね。
より良い情報を発信していくという意味では、オウンドメディアの運営をすることは非常に有用だと思いますが、いろいろと悩みがあるという事も事実のようです。
オウンドメディアの運営をするにあたって、リスティング広告をかけ合わせることで、その悩みも解消され、相乗効果を生むケースもあります。
まず、オウンドメディアの最初の関門とも言える「メディア認知の向上」という点については、リスティング広告を効果的に活用すれば低単価で多くのユーザーを獲得することが出来ます。
検索連動型広告のみならず、ディスプレイネットワークを活用することでより多くのユーザーを呼び寄せることが出来ますし、バナー広告を使って多くのユーザーにリーチすることで、”サイト訪問だけではない認知”も広げていく事が出来ます。
また、YDNのサーチターゲティングでは公式で競合他社名の入札がOKと言っていますので、競合他社のメディア名などの入札で広告表示→自社のオウンドメディアに対して興味を持ってもらう→来訪してもらうという流れも作ることが出来ます。
認知という点では、上記以外にもいろいろと考えていく事が出来ると思いますが、コンテンツマーケティングとしてはやはりその”成果”という点に着目もする必要がありますよね。
成果とはすなわち「販売」だったり「成約」だったりという部分になると思いますが、コンテンツマーケティングから販売や成約に繋げていくというのも、オウンドメディア運営者としては悩ましい問題となりますよね。
これについてもリスティング広告でいろいろと施策は考えていく事は出来ますが、一例を挙げると、「リマーケティング」ではないかと思います。
ただ単にウェブサイトに訪問したユーザーに対して再訪を促すためのものではなく、特定のページや特定のカテゴリページに対して、リマーケティングを実施していくとさらに効果的なものになります。
例えばですが、妊活系の商材を販売したい場合、自社オウンドメディアの中の妊活系の記事を読んだ(訪問した)ユーザーだけをリストとして、そのリストに対して、妊活系商材の販売ページへ誘導するリマーケティング広告を実施していく、とか。
メディアの記事によって、その商材に対して興味関心の強いユーザー/弱いユーザーと分けられるのであれば、それらを分けてリマーケティングリストとして作っていけば、効率よく商品購入ページへと誘導していく事が出来ます。
上記、コンテンツマーケティングとリスティング広告の掛け合わせによる、より有効な施策の一例を出させていただきましたが、これらをやる場合、その施策の「成否をきちんと計測する仕組み」というのも、きちんと整備しておく必要があります。
きちんと数値計測できる状態にしておくことはもちろん、どこを成果指標とするのかなど成果までのロードマップをきちんと作り、正当な効果測定をすることも、”成果が見えにくい”と言われるコンテンツマーケティングだからこそ、とても大切なことだと思います。
もしコンテンツマーケテイングをさらに有効活用するためのリスティング広告を検討されている方がいらっしゃいましたら、一度、お声掛けいただけたらと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智