Google広告 新しい拡張テキスト広告のパスを使って伝える内容を増やす
先日から導入されたGoogle広告テキスト広告の新しい広告フォーマット、「拡張テキスト広告」、最近だいぶ増えてきましたね。
今まで広告文は、タイトル15文字+説明文19文字×2(全角)だしたが、この拡張テキスト広告になってからは、タイトル15文字×2+本文40文字(全角)となり、トータルで17文字増えたという事になるので、広告文の文字数で悩んでいたリスティング広告の担当者からするとかなり喜ばしい追加機能となりました。
この新しい拡張テキスト広告では、先ほど書いたように”タイトル15文字×2+説明文40文字”以外に、また、様々な情報を追加して設定出来る”広告表示オプション”とも別で、少しだけ広告文を追加出来る方法があります。
それは「表示URL」です。
新しい拡張テキスト広告の作成画面では、最終ページURLを入力するところはありますが、検索結果画面に出てくる広告文の下に出てくる「表示URL」を入力する欄がありません。
表示されるURLについては、最終ページURLに基づいて勝手に表示されるようになっているみたいですが、ドメインの下からの部分は「パス」という欄で編集する事が出来ます。
この拡張テキスト広告の編集画面、タイトルと説明文の入力欄のあいだにある「パス」です。
通常、http://www.aaa.co.jp/bbb/ccc/というページを広告のリンク先に設定するならば、このパスの部分には「bbb」、「ccc」をパスの中に入れればいいという感じなりますよね。
なので、このウェブサイトのTopページを広告のリンク先ページに設定したら、それ以下パスの部分は設定しない、もしくは出来ないんじゃないかと思ってしまう方もいらっしゃると思います。
このパスは必須項目ではないので、設定しなくても広告は表示されますが、仮にTopページが広告のリンク先ページになっていたとしても、設定する事が出来ます。
また日本語でもOKなので、設定するとこのような感じになります。
Google広告のヘルプには「広告をクリックしたときに表示されるページについてユーザーが明確に把握できるようにするためのものです。そのため、パス欄には広告のランディングページを説明するものを指定してください。」と記載がありますので、関係の無い文字列を入力する事はダメなのだと思いますが、日本語で、全角7文字ずつ、計14文字設定する事が出来るので、少し短いコールアウト表示オプションのような感じに見えるかもしれません。
もちろん以前もこのブログに書いたように、文字数が増えたからといって嬉しいことばかりではなく、今まで”15文字+19文字×2″で訴求する事に慣れてしまっていた方も(私含めて)大勢いるわけで、多少の戸惑いと共に試行錯誤していると思います。
訴求ポイントが多すぎると広告全体がぼやけてしまう事もありますので、今回の「パス」の話も合わせて、一貫した広告文を作っていく事が大切だと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智