対象外キーワードリストを使って対象外キーワードの管理を行う

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リスティング広告をより効果的に運用する方法は様々ありますが、その一つに「対象外キーワード(Google広告では「除外キーワード」)」の設定がありますよね。

これは、キーワードのマッチタイプを”部分一致”に設定をしている場合、様々な検索クエリにも広告を出すことが出来るのですが、その反面、”出したくないキーワードに対しても”広告が出てしまう事が多々あります。

そういった”出したくない検索クエリ”を対処するために、出したくないキーワード、または出したくないキーワードが含まれている場合などに、広告を出さないようにするための機能が、この「対象外キーワード」です。

対象外キーワードを設定する方法としては、管理画面内、キーワードの中で検索クエリ一覧を表示させ、一つ一つ確認→チェックボックスにチェックを入れる→[+対象外キーワードに入れる]という手順が一番簡単だと言えば簡単な方法かもしれません。

また、ツールタブの中にある「対象外キーワードツール」を使って、適用するキャンペーン(もしくは広告グループ)を選択し、一括で登録→部分一致か完全一致かなどを選ぶ、という方法もありますよね。

これも比較的簡単であまり手間もかかりません。

そして最後に「対象外キーワードリスト」を使うという手もあります。

この対象外キーワードリストとは、対象外キーワードのリストを作成し、リストごとで対象外キーワードを管理することが出来るというもの。

複数のキャンペーンや広告グループに同じ対象外キーワードを設定したいときには、この対象外キーワードリストを活用すると、とても管理が楽になります。

例えば、”対象外キーワードリストA”というものを作成し、この対象外キーワードは、キャンペーン1とキャンペーン3、キャンペーン5に適用させたい、といったケースだと、この対象外キーワードリストを使うと非常に楽に管理することが出来ます。

設定方法は対象外キーワードツールとは若干異なり、まず「対象外キーワードリスト」というものを作ります。

この時、対象外キーワードにそれぞれ設定するマッチタイプも合わせて設定しなくてはいけません。

下記のように設定する対象外キーワードの前に、「部分一致」とか「完全一致」などマッチタイプをTabで区切るかカンマで区切る必要があります。

対象外キーワードリスト作成 

対象外キーワードリスト作成 

これだけ設定し、あとはリストの一覧画面でどのキャンペーンに適用させるか選択するだけで設定は完了です。

この対象外キーワードリストについて、キャンペーンを跨いだ対象外キーワードの管理が簡単にできるという事以外に、対象外キーワードのリスト名のところに”日付”などを入れておくと、いつ追加した対象外キーワードかが簡単にわかる、というメリットもあります。

もちろん通常の方法で設定をしても操作履歴などを見ればわかりますが、それだとかなり面倒ですよね。

この対象外キーワードリストで管理しておけば、いつ追加したものなのか、また、その対象外キーワードからの流入が増えている時期というような仮説も考えられることが出来ますので、季節的な要因の考察に使ったり、広告文の改善などほかの施策と照らし合わせた効果測定にも使う事が出来ます。

対象外キーワードに固執する必要はないと思いますが、あとから、「あれ、なんでだっけ?」みたいに思ったときに振り返りも楽になりますし、対象外キーワードリストで管理すること自体、全然面倒なことではありませんので、もし気になった方がいらっしゃいましたら試してみても良いかもしれませんよ。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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