Yahoo!広告 管理画面上でユニークコンバージョンの数値が削除
公開日: 2016年12月15日
Yahoo!広告の機能改善が目まぐるしくおこなわれていますが、今回もまた管理画面上の機能改善のお知らせが届きました。
以前よりアナウンスはありましたが、管理画面上の「ユニークコンバージョン数やそれに関連する数値の削除」です。
今まで管理画面上にユニークコンバージョン数やユニークコンバージョン率などの項目を表示させていた方は、その項目が無くなっている事に気が付いていると思いますが、「ユニークコンバージョン」が12月14日に削除されてしまいました。
先月、「総コンバージョン数」とそれに関連する数値が削除され、「すべてのコンバージョン数」が追加されましたが、今回も前回と同様に「ユニークコンバージョン数」が削除され、その代わりに「コンバージョン数」が追加されています。
なので、管理画面上でユニークコンバージョンに関連する項目を追加して表示させていた方は、少しだけ面倒ですが、コンバージョン数やコンバージョン率、コスト/コンバージョン数へと変更する必要があります。
今回のユニークコンバージョン数からコンバージョン数への変更については、先月に発表されたコンバージョン測定機能の改善/強化の一環で、コンバージョンの計測方法や計測期間など、今までよりも柔軟なコンバージョン測定が出来るようになっています。
ちなみに当然と言えば当然ですが、レポート機能の中の各種レポートからもユニークコンバージョン数とそれに関連する数値、また総コンバージョン数とそれに関連する数値が削除され、新しくコンバージョン数、すべてのコンバージョン数が追加されています。
レポートのテンプレートを登録している場合、テンプレート内のユニークコンバージョン数がコンバージョン数へと自動で切り替わるなんてことはなく、テンプレートのレポートを作成しても、ユニークコンバージョン数や総コンバージョン数に関連する数値が抜け落ちただけの状態で作成されますので、これもすごく地味に面倒な作業ですが対応しなくてはいけません。
管理画面の設定もレポートのテンプレートの設定も、基本的には一回やってしまえばその後は今までどおりそのままにしておく事が出来ますので、たくさんのアカウントを持っている方は大変ですが、管理画面上でコンバージョン数やそれに関連する数字が見れないのはかなり不便ですし、レポートのテンプレートもレポートを作る時だと余計な時間を取られてしまいますので、時間の空いた時などに対応しておいたほうがいいと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
