せっかくの年末なので年間を通した数値も確認してみる
リスティング広告では様々な数値を確認することが出来ますが、時系列での数値も確認することが出来ます。
レポート機能で時間帯、日にち、曜日と確認することが出来ますが、もっと長いスパンだと”月単位での数値”も確認することが出来ます。
普段から確認しているという方は必要ないかもしれませんが、せっかくの年末なので、1年間を通して、どの月がパフォーマンスが高くてどの月がパフォーマンスが悪かったのか、などを検証してみるのも良いかもしれません。
例えば、パフォーマンスの良い月、悪い月との差が顕著であれば、来年はパフォーマンスの良い月には予算を多めに、悪い月には少なめにと割り振りを考えることもできるかもしれません。
広告の表示回数やクリック数などでターゲットユーザーのトレンドを把握することが出来るかもしれませんし、それも来年の施策に役立てることが出来ますよね。
その月その月だけではわからなかった全体の流れを把握することで、今まで気が付かずにパフォーマンスが徐々に良くなっている/悪くなっているという傾向もわかりますし、その中をさらに深堀りしていくと、具体的にどの部分が・・・という事もわかるようになります。
今までは、キーワード単位での細かな数値は把握していても、全体を通した大きな数値を把握していなかったというのであれば、新しく気が付く部分もたくさんあるのではないかと思います。
この年間での数値を見るときに、良かった点、悪かった点と出てくると思いますが、「その原因を探る」というのは非常に大切なことです。
悪い期間があったならば、その期間におこなった施策を見直すのはもちろん、競合他社の動きについても、管理画面内やレポート機能でも月別で分割し、インプレッションの損失率などを確認することが出来ますので、その原因に目星を付けて来年の施策に役立てていくと、より建設的な改善が出来るのではないかと思います。
リスティング広告は今までの掲載結果からその成果まで、すべて数値として残していく事が出来、その数値を確認することが出来ますので、年末に限らず、どこかのタイミングで”年間の数値”を確認している方もいらっしゃると思いますが、していない方であれば、ぜひこの1年を振り返り、来年に向けた施策の準備をしておくのも良いと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智