広告の品質に悩んだ時に改めて確認したいGoogle広告の”広告品質に関する重要事項”
リスティング広告を運用する時に、とてもわかりやすく、施策の方向性が明確な時もあれば、「何をしたらいいのかわからない」、「どこから手を付ければいいのかわからない」なんて時もありますよね。
その一つに「広告の品質」があります。
キーワードの品質スコアが低いままだったり、Google広告の管理画面内で「品質が低いため広告が表示されません」なんて表示されていると、広告主としては品質の低い広告を出そうと思ったわけではないと思いますので、「じゃあ、どうしたらいいんだ?」となってしまう事も多いですよね。
他でリカバー出来ていれば、品質の悪いキーワードがいくつかあってもあまり気にしないというのも考え方の一つですが、場合によってはきちんと品質については改善をしていかなければいけないケースもあると思いますので、そんな時はGoogle広告のヘルプに載っている「広告品質に関する重要事項」を読み返してみると、改善のヒントを見つけることが出来るかもしれません。
このGoogle広告の”広告品質に関する重要事項”には、広告の品質についての考え方や基本的な疑問に対する答えが書かれています。
以下、広告品質に関する重要事項のそれぞれの項目です。
・入札した検索語句の検索結果でも、必ずしも広告が掲載されるとは限りません。
・キーワードの競合度が低いからといって、実際に支払う単価が安くなるとは限りません。
・広告表示オプションやその他の広告フォーマットも広告ランクに影響します。
・広告の掲載順位は品質スコアに影響しません。
・入札単価は広告の品質ではなく広告ランクに影響します。
・最上位に掲載する広告を決定する際は品質が重視されます。
・広告ランクに使用される品質コンポーネントは、コンバージョン率には影響されません。
・広告の一時停止や予算の設定によって広告があまり表示されない場合や全く表示されない場合でも、広告の品質が影響を受けることはありません。掲載結果の低い日が数日続いたために、広告ランクの品質コンポーネントが低くなることはありません。
・アカウントの構成を変更しても、広告ランクの品質コンポーネントには影響しません。
・品質スコアはオークション時の広告ランクの算出には使用されません。
キーワードの品質スコアや広告の掲載順位を決める広告ランクについて、今まで間違って思い込んでいた事だったり、まことしやかに言われている品質スコア、広告ランクについての都市伝説的な内容に対しても、とてもわかりやすく書かれています。
品質スコアや広告の掲載順位、広告ランクなど広告の品質について間違った認識をしていれば、それは間違った施策に繋がっていくことは十分に考えられますし、間違った施策をしていても何も意味がありませんからね。
リスティング広告をある程度運用している方で、ある程度用語の意味を理解している方であれば、ここに書かれている内容はちゃんと理解出来る、それくらいわかりやすく書かれていると思います。
リスティング広告を始めたばかりの方からすると、少し難しく書かれているようにも感じるかもしれませんが、それでも用語を調べながら何度も読んでいけば、必ず理解できる内容だと思いますので、もし広告の品質について悩んだ時には読み返し、改善の参考にしていってください。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
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