管理画面内でそれぞれのキーワードの数値を時間帯別で確認する方法
公開日: 2017年3月16日
リスティング広告では、キャンペーン単位、広告グループ単位、キーワード単位、広告文単位と、それぞれに効果を測定する事が出来ますが、それらのデータに、”日別”や”曜日別”、”デバイス別”など、データを横から分割して参照する事も出来ます。
管理画面内のGoogle広告では「分割」、Yahoo!広告では「表示」というところから、参照しているデータの分割をする事が出来ます。
Google広告 分割
Yahoo!広告 表示
管理画面内でももちろん出来ますし、レポートを作成/出力する際にも分割する事が出来ます。
このデータの分割、「時間帯」でも見ることが出来るのですが、この時間帯でデータを分割する時、キャンペーンレベルや広告グループレベルでの確認で、”キーワードレベル”では時間帯での数値は確認する事が出来ません。
これはYahoo!広告、Google広告両方ともで、管理画面内の「分割」でもキャンペーンレベル、広告グループレベルでは「時間帯」が表示されるのに、キーワードレベルになると「時間帯」で分割する事が出来なくなってしまいます。
またレポート機能でも同様に、キーワードレベルでは時間帯でデータを分割する事が出来ません。
この問題の解決策として、広告グループ単位での分割は出来るわけですから、キーワード一つ一つを広告グループにしてしまえば解決出来ます。
管理画面内の分割で見ることが出来るのはもちろん、レポート機能の中の広告グループの部分でも時間帯で割ってレポートを作ることが出来ます。
キーワード単位で時間別の数値を確認する事が無い方もいらっしゃるかもしれませんが、ある程度検索ボリュームのあるキーワードなど、時間帯によってどれだけ表示回数に違いがあるのか、クリック率に違いがあるのか、コンバージョン率に違いがあるのかなど効果を測定したいケースもあると思いますので、そんな時は、先に設定をしておかなければいけないという手間もありますが、設定してしまえばデータを確認するのもレポートを作るのもすごく楽なので、上記の方法も選択肢の一つとして考えてみてもよいかもしれません。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
