ランディングページの利便性が”平均より下”となっている時の確認、改善点

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キーワードごとに割り振られる10段階の品質スコア。

掲載順位に影響を与えて、場合によってはその広告の成果や費用対効果にも関係してくる指標ですし、低すぎる場合には広告が適切に表示されないなどの問題も発生するため気にしている方も多いと思います。

品質スコアの改善箇所は管理画面でも確認出来るとおり、主に以下の3つです。

・推定クリック率
・広告の関連性
・ランディングページの利便性

どの項目に問題があるかというのは、管理画面内、キーワードのステータスの列にある吹き出しで確認する事が出来ます。

それぞれの項目のところに「平均より下」と表示されているものは、改善箇所だと考えられますので、早急に改善を検討していかなければいけません。

この3つの改善項目について、なんだか改善策がよくわからないのは3つに共通して言える事ですが、特に3つ目の”ランディングページの利便性”についてはどうしたらいいのかさっぱりわからないとご質問いただくことがあります。

一応Google広告のヘルプにも記載されていますが、の内容を少し簡単にしたものを以下、掲載します。

確認事項

・関連性が高く、有用で独創的なコンテンツを提供する
1、ランディング ページが広告文とキーワードに直接関連していること。
2、独自のコンテンツを提供している事。

・ビジネスの透明性を確保し、サイトの信頼性を高める
1、ビジネス情報の開示し、会社情報や連絡先を見つけやすい場所に配置する。
2、業務内容料金体系を明確に説明する。
3、無理なフォームへの誘導はしない。
4、個人情報の収集についてはその目的を明確にする。

・モバイル端末やパソコンで簡単に操作できるようにする
1、スマホユーザーに対応する。
2、広告で紹介した商品を、ユーザーが簡単に注文できるようにする。
3、サイト内遷移の邪魔になるポップアップ等の機能をつけない。
4、ユーザーが探しているものをすぐに見つけられるよう、
スクロールしなくても見える範囲に重要なコンテンツを表示する。
5、情報を見つけやすいようページ構成とデザインにする。

・ランディング ページの読み込みに時間がかからないようにする
1、クリック後にPCでもスマホでも、すぐにランディング ページが読み込まれるようにする。

以上です。

上記一つ一つをランディングページを見ながら確認し、もし問題がありそうな箇所があれば修正していくと品質スコアの改善につながるかもしれません。

項目一つ一つ見てみると、「ウチは対応できている」なんて思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「関連性が高く、有用で独創的なコンテンツを提供する」と「ビジネスの透明性を確保し、サイトの信頼性を高める」というのは、なにか明確な基準が示されているわけでもありませんので、今一度、見直すべき点ではないかとも思います。

品質スコアについて、基本的に品質スコアとは常に決まっているものではなく、検索されるたびに計算され、管理画面内にキーワードごとに出てきている品質スコアというのは”その平均値”のことです。

なので、この平均値(や数値)ばかりに目を向けているのも、広告の本質から考えると、あまりよい事ではないとも思いますが、それでも品質スコアが低すぎて広告が表示されないなど、お困りの方がいれば、上記を一度参考にしてみてください。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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