Google広告 ビュースルーコンバージョンのデフォルトの計測期間が30日間から1日間に
先日、Google広告から、ビュースルーコンバージョンのデフォルトの計測期間が今までの30日間から1日以内のビュースルーのみ計測するという事が発表されました。
ビュースルーコンバージョンとはディスプレイネットワークで、バナーやテキスト広告を見たものの、そのときは広告をクリックせず、その後何かしらの方法でウェブサイトへ訪問→購入やお問い合わせなどのアクション(コンバージョン)をしたときにカウントされるコンバージョンの一種で、広告が間接的にユーザーに影響を与えたのかどうかの指標の一つです。
ユーザーの画面内に、広告が50%以上、1秒以上表示された段階でアクティブビューとなり、最後の視認範囲のインプレッションが関連付けられるとの事です。
このビュースルーコンバージョン、今まで特に自分から設定をしなかった場合(デフォルトの状態)では、過去30日間に遡って計測されていましたが、2017年3月29日より1日間と変更になるという事です。
なのでデフォルトの状態であれば、今後は1日以内のビュースルーだけがビュースルーコンバージョンとして計測されていくという事です。
確かにクリックもしないで、見たことは見たのかもしれませんが、30日前に認識したかどうかわからないユーザーがコンバージョンをしたところで、今回のコンバージョンとビュースルーの関係性は薄いのではないか?というのはなんとなく考えつく事ではあります。
1日以内であれば、コンバージョンをするにあたっての何かしら影響があったとも考える事が出来ますので、妥当な変更だとも言えますよね。
この変更はデフォルトの計測期間に設定しているアカウントのみ適用されるそうで、自分からビュースルーコンバージョンの計測期間を短くしているなど変更しているアカウントは、この変更による言影響は受けないとの事です。
ビュースルーコンバージョンについて、中には重要な指標として計測している方もいらっしゃるかもしれませんので、そういう方は、3月29日からはデフォルトの状態のままだと計測期間が変更となるため、今までと数字が大きく変わる事もあると思いますので、一応、覚えておいたほうが良いかもしれませんね。
あまり重要な指標として考えていないという方は、特に今後も気にする必要はないと思いますよ。
株式会社アイエムシー 大塚雅智