YDN 新しい入稿画像サイズの追加と7月から画像の伸縮表示を開始予定
Yahoo!広告から先日、YDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)で新たに入稿出来る新しい画像サイズが発表されました。
今回追加された画像サイズは以下の3つです↓
・600ピクセル×500ピクセル
・640ピクセル×200ピクセル
・640ピクセル×100ピクセル
この追加された3つの画像サイズについてですが、これ実は現在スマホ用に入稿可能な画像サイズ、300×250(←これはPC版も兼用)、320×100、320×50の2倍の大きさの画像サイズという事になります。
この背景には、現在、デバイスのサイズの多様化により、今までの画像サイズだけだと、広告の掲載面に対して画像の周りに余白が出来てしまう事があるとの事、そこで画像をデバイスの画面サイズに合わせて伸縮させる事で、掲載面をより大きく保つことが出来るようになるとの事です。
4月11日(火)より、新しいサイズ(600×500、640×200、640×100)の3サイズの入稿が開始となったようですが、最初は従来サイズに縮小されて広告が配信されていくとの事、で、7月からデバイスの画面サイズに合わせた画像の伸縮表示機能が始まるようです。
現在従来サイズで出稿している方は特に何もしなくてもよいかといったらそうではないようで、7月から始まる伸縮表示によって、従来サイズは”引き伸ばされて表示される”可能性があります。
画像が引き伸ばされれば画像は粗くなってしまいますし、文字なども読みづらくなる恐れもありますので、その前に新しい2倍サイズの画像で入稿しておくようにしましょう。
また、2倍サイズの画像を入稿したあとに従来サイズの画像もそのまま出稿しておくと、従来サイズと2倍サイズの画像がランダムで表示されるようになってしまうらしいので、従来サイズのものは削除するようにしたほうがいいみたいです。
従来サイズの画像のデバイス別の見え方について、Yahoo!広告内に「画像広告のスマートフォン表示シミュレーター」というものがあり、ここに画像をアップすると「iPhone5(320px)」、「iPhone6(375px)」、「iPhone6plus(414px)」などとデバイスを選んでの見え方を確認出来るツールがあります。
画像広告のスマートフォン表示シミュレーター↓
https://topics-marketing.yahoo.co.jp/tool/flexible_creative_simulator/
こちらで表示を実際に確認してみると、大きなサイズになると文字とかもかなりぼやけて見えてしまい、小さい文字は読みづらく、またカッコワルイ感じになってしまいます。
そうならないためにも、今回の2倍となる新サイズには対応しておきたいですね。
ちなみに、7月から始まる伸縮表示について、画像がトリミングされるということはないとの事で、あくまでも伸縮されて表示されますよ、というもののようです。
株式会社アイエムシー 大塚雅智