コンバージョンをしたユーザーは新規なのか再訪なのか
公開日: 2017年4月17日
リスティング広告を運用しているのであれば、Yahoo!広告、Google広告の管理画面内から、またはGoogleアナリティクスなどのアクセス解析ツールなどでも、”コンバージョンの計測”はされていると思います。
コンバージョンを計測する事で、どのキーワードでコンバージョンになったのか、どの広告文でコンバージョンになったのか、このランディングページでコンバージョンになったのか、など、ユーザーが起こすアクション（コンバージョン）に対して様々なデータを取っていく事が出来ますよね。
このコンバージョンのデータですが、Googleアナリティクス等のアクセス解析を用いると、さらに深くコンバージョンユーザーの動きを計測する事が出来るのですが、「コンバージョン等のアクションを起こす前の来訪があるかどうか」というのも調べることが出来ます。
調べる方法は、まずGoogleアナリティクスで、ユーザーのセグメントのところを「コンバージョンが達成されたユーザー」を選択し、保存します。
Googleアナリティクス コンバージョンが達成されたセッション
すると、Googleアナリティクスの数値がコンバージョンユーザーだけのものになります。
次に[ユーザー]→[ユーザーエクスプローラ]をクリックすると、コンバージョンユーザーだけのクライアントIDが並んでいますので、その中の一つをクリックして、過去の任意の日付まで遡っていくと、過去の来訪回数や来訪した日にちなどを確認する事が出来ます。
Googleアナリティクス ユーザーエクスプローラ
初回の来訪でのコンバージョンが多いのか、それとも複数回の来訪でのコンバージョンが多いのかというのは、広告の出し方や見せ方、伝え方にも影響を及ぼすことだと私は考えていますし、コンバージョンをする前、直近の来訪の日数などもリマーケティングリストの作り方にも影響がありますので、重要な指標なのではないかと思います。
「自分たちには必要がない」と思っている方でも、この数値を確認すると、また違った考え方や仮説を立てることが出来たりもしますので、一度確認してみると良いと思いますよ。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
