パフォーマンスが下がってきた時は以前の指標と見比べてみる

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リスティング広告を運用していて、コンバージョンもたくさん獲得出来ていて、さらに獲得コストも抑えることが出来ている時もあれば、その後パフォーマンスが下がってしまい何かしら改善をしなければいけない時もあると思います。

これはリスティング広告を運用していれば必ずと言っていいほど起こる現象なのかもしれませんが、
そういった時は、その時のリスティング広告の指標(数値)だけを見て改善するのではなく、リスティング広告でうまく集客できていた時期の指標や競合他社の状況と現在の指標や状況を見比べてみると比較的容易に改善施策を行う事が出来ます。

キーワードの傾向や掲載順位、クリック率、広告の表示回数、コンバージョンが発生している広告文など、リスティング広告の管理画面で確認できる様々な指標を見比べてどこがどのように変化しているのかを確認します。
指標を確認し、なぜそのような指標の変化が起こったのかを考え、それに合わせて改善の施策を行います。

リスティング広告の管理画面上の指標だけではなく、アクセス解析の数値も合わせて確認してみると立てた仮説を裏付ける事も出来ますし、また違った原因の発見につながる事もあります。

あと確認しなければいけないのが「競合他社の状況」です。
以前からも書いているとおり、リスティング広告は比較検討される広告媒体なので、競合他社の出稿状況によって、自社のリスティング広告のパフォーマンスが左右されることは当然考えられます。
競合他社の数はもちろんですが、どこが何を伝えているのか、その事で自社のリスティング広告のパフォーマンスにどういう影響があるのかという事も考え、必要であれば伝え方を変えていかなければいけません。

この競合他社の出稿状況だけは、リスティング広告の管理画面やアクセス解析のように過去に遡って確認する事が出来ませんので、定期的に確認しておく事をおすすめします。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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