Yahoo!広告の「ウォッチリスト」とは
先日からYahoo!広告の管理画面内で少しだけ変更がありましたね、アカウントを開いてみると以下のような「New」のアイコンの下にチェックボックスと「ウォッチリストを見る」の文字がありました。
「New」アイコンの意味は、ウォッチリストを見るの場所が今まで画面左の方にあったものが右のこの画像の位置に移動してきた、というもののようです。
このYahoo!広告のウォッチリスト、どのようなものかというと、
今後アカウント内で重点的に見ていきたい部分に、このフラグマークをクリックしておくと、フラグの色が変わり、「ウォッチリストを見る」でこのフラグを立てている部分だけすぐにデータを参照する事が出来るというものです。
設定はキャンペーンレベル、広告グループレベル、キーワードレベル、広告文レベルで設定する事が可能です。
下はフラグを立てている状態で、そのまま見ている時↓
そしてウォッチリストを見るにチェックを入れると、フラグが立っているものだけが表示されるので、こんな感じになります。↓
このYahoo!広告のウォッチリスト機能、重点的に見ていきたいところにフラグを立てておく、というのも使い方なのですが、このほかに、例えば、「広告グループを横断したキーワード群の数値を見るとき」とか「広告グループを横断した訴求点の同じ複数の広告文のパフォーマンスを見る」なんていう事も出来ます。
一応、「ウォッチリストを見る」にチェックを入れておくと、フラグが立っているものだけが表示され、さらにそれらの合計値も出てきますので、ある意味、そっちの方での使い道のほうが多い気がします。
Yahoo!広告のウォッチリスト機能、Google広告にはウォッチリスト機能なんてありませんが、同じような機能として「ラベル機能」があります。
ウォッチリストは1種類しか(フラグを立てるか立てないか)設定する事が出来ませんが、Google広告のラベル機能は複数のラベルを作って貼り付けてと、設定する事が出来ますので、使いやすさとしてはラベル機能のほうが数段上なのは確かですよね。
ただ、Yahoo!広告では現状、ラベル機能がありませんので、その代替としてウォッチリスト機能を活用してみるのも手かもしれません。
株式会社アイエムシー 大塚雅智