Google広告 表示項目に品質スコアに関する列が追加されました

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先日Google広告からも発表されましたが、Google広告の管理画面でキーワードタブ内の「項目」の部分に品質スコアに関する項目を新たに追加する事が出来るようになりました。

追加出来るようになったのは、品質スコアの決定要素でもある「広告の関連性」、「ランディングページの利便性」、「推定クリック率」の3つと、この3つにプラスして品質スコアが過去に遡って確認出来る「品質スコア(過去ベース)」、「広告の関連性(過去ベース)」、「ランディングページの利便性(過去ベース)」、「推定クリック率(過去ベース)」の合計7つの項目です。

まず、「広告の関連性」、「ランディングページの利便性」、「推定クリック率」の3つについて、今まではキーワードのステータスのところにある吹き出しにカーソルを合わせなければ見ることが出来ませんでした。

こんな感じです↓

品質スコアの詳細確認

品質スコアの詳細確認

一つ一つカーソルを合わせなければならず、面倒と言えば面倒だったわけですが、今回項目の列に追加する事が出来るようになったのでこのように一覧ですぐに確認する事が出来ます。

品質スコアの項目を列に表示

品質スコアの項目を列に表示

品質スコアが低い場合、どこに問題があるのか一目で確認する事が出来るのでかなり便利になりました。

そして、品質スコアや品質スコアに関する3つの項目が過去に遡って確認する事が出来る「品質スコア(過去ベース)」、「広告の関連性(過去ベース)」、「ランディングページの利便性(過去ベース)」、「推定クリック率(過去ベース)」を列に追加するとこんな感じになります。

過去ベースを追加

過去ベースを追加

過去ベースの項目を追加するだけでは何も変わりませんので、週別など期間で分割すると、上記のようなデータを得ることが出来ます。

今まで品質スコアの変化の推移は定期的に品質スコアを取得しておかなければいけなかったので、過去のものを見ることが出来るというのはとても画期的な機能変更ですよね。

これにより、品質スコアがどのように変化していったのかがわかりますし、「広告の関連性、ランディングページの利便性、推定クリック率のどこが良くなった/悪くなったから品質スコアが変わったのか」なんて事も過去ベースで見ればすぐにわかりますよね。

また、期間で分割することで品質スコアによってコンバージョン率などに変化があるのか、また、品質スコアの上下によって掲載順位やクリック単価に違いがあるのか、クリック率との関連性は?など、本当に細かく見ていく事が出来ますよね。

多数のキーワードを管理されている方は本当に大変かもしれませんが、重点キーワードを掘り下げていくなんて時に、今回追加された機能は必ず役立つとと思います。

この品質スコアに関する新たな項目の追加方法ですが、Google広告の管理画面内キーワードタブで「表示項目」→「表示項目の変更」の中の「品質スコア」から選択する事が出来ます。

品質スコアの確認の設定方法

品質スコアの確認の設定方法

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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